永遠戦争~The chenged spirit~ 第8話「似た者?姉妹」
「ト・・・トワイス姉ちゃん・・・」
「あら?よく覚えていたわね・・・私の可愛いリアナ・・・」
振り返ったところにいた姉―――もといトワイス・シャット・トールにリアナはとても驚いていた。
――姉ちゃんがここに居るなんて聞いてないし、しかもいつからいたのかも分からないし・・・でもそれより・・・
「姉ちゃん・・・その言い方キモイ」
「ひどっ!?」
これだけは言いたかった。いつもと同じ話し方ではない姉ほど気持ち悪い物はない。
「あ、相変わらずの直球なツッコミね・・・ま、安心したけど・・・」
「ええ、それでいいですから早くもとの口調に戻してください。姉ちゃん」
トワイスに対しては特に冷静な態度のリアナはすでに呆れていた。
「・・・うう、どうせ私は、引きこもりの超もやし小女ですよ・・・」
「あ、戻った」
先ほどまでの高貴な感じの口調から一変して庶民的な口調になったようだ。こっちの方がリアナに馴染みがあるらしい。
「さて、姉妹の感動の再会はそれくらいにして・・・早く王室に行きましょうか?」
ついさっきまで忘れられていたキュアがやっと口を開いた。
「王室?あそこに行く必要は別にないわよ。それよりも、地下に行って退路を断ったほうがもっといいと思うわ」
「退路遮断か・・・大将の危険が増すが勝った時の捕虜を増やせたりも出来るな・・・それで行こう」
「わ、分かりました。それでは姉ちゃん案内して?」
三人で結論が出るとリアナはトワイスに対して案内を求める。それをトワイスはもちろんという感じでおもむろに振り返り走っていく。二人もそれを追いかけた。
――その十分後 6月1日 10:40 王室
「やっと来ましたね・・・ナイル、チュルノア・・・」
王室内では二つの軍勢の総大将が向かい合っていた。
「ようミリアント、あとチュルのあではないトゥルノアだ」
「どうでもいいだろ・・・さあ、行くぞ」
「勝てるかしらね・・・」
そして、二人はミリアントへと向かっていく・・・
――同日 11:00 地下 盗賊の裏道
「なんでこんなにも敵が居ないのよ!私の欲求不満を解消する相手はいないの!!」
「姉ちゃん・・・そんなに怒鳴らなくても・・・」
三人は裏道を封鎖していた。そして、そこからおそらく相手が通ったであろうと思われる道に行こうとしたそのときだった。
「おや、残党三匹がお出迎えかい・・・丁寧なことだな・・・」
「「「!?」」」
その言葉に、そして発しているものに三人は驚いた。王室へ向かったはずのナイルの声だったのだ。
「まさか・・・ミリアントさんが・・・」
「・・・」
リアナとキュアは言葉を失った。その中でトワイスのみが平静を保っていた。
「ミリアントがやられたか・・・なら、お前ら二人を殺して引き分けにさせてもらいますよ」
「・・・やってみろ」
トワイスとナイル、それに続いてトゥルノア、キュア、リアナが戦闘態勢に入る。そしてトワイスはこのとき妙な案を出した。
「キュアと私はナイルを、リアナはトゥルノアを担当して!」
「え?・・・私一人?」
「悩んでる暇はないわ!行くわよ!」
キュアとトワイスはナイルを引き込み地下の別の場所へと移った。残されたリアナとトゥルノアも戦闘体制に入る
「いくぞ・・・」
「いつでも・・・」
「一撃だ!」
トゥルノアの一言が発せられると、トゥルノアは剣を上に掲げ切りかかってきた。しかし、軽快にその攻撃をリアナは避け
「一撃で終わるのはあなたです!我が呼び出すは天災の水!流れ続けよ!マッドウェーブ!」
詠唱を一瞬で終わらせ呪文を発動させる。するとリアナの後方から泥水が流れてくる。おそらく外から流しているのだろう。ところどころ流木なども眼に入る。しかし、リアナはこのとき大きな失態を犯していた。
「しまった!?ここは地下じゃん!」
そうである。ここは地下、つまり逃げ道はない。ということはリアナも逃げられないのだ。
リアナの状況把握がなって居なかったために起きた事態である。
「がっ・・・!?」
泥水の中リアナは流木に当たり意識を朦朧とさせる。その中でリアナの瞳に映ったのは救出される様子だった。しかし・・・
「トゥ・・・ルノア・・・??」
救出したのは、敵のトゥルノアのように思えた・・・
――6月1日 11:10 ファルマルク王国防衛戦 終結
第7話 あとがき
皆さんお待ちかね!トワイス・シャット・トールでございまーす!
いや~、ようやく私の出番ですよ~、張り切って行きたいですね~
さて、第七話どうだったでしょうか?
ただいまうp主様は演劇部の脚本も同時製作で結構時間がありません。
そのなかで一ヶ月を守って書きました。
さて、次回第8話では最初の戦闘が完結です。短い?仕様ですから^^
では予告といきましょう!
第8話「似た者?姉妹」
リアナ「我が呼び出すは天災の水!流れ続けよ!マッドウェーブ!」
お楽しみに。。。
永遠戦争~The Changed Spirit~ 第7話「戦闘と策と新たな味方?」
「「全軍突撃!!」」
開戦の砲とともに、各軍の全面戦争が始まった。
―6月1日 8:30 ファルマルク王国 西側 アルミナ湖 湖畔
「A班!そのまま奇襲をして下さい!」
西側の大将となったリアナは堅実な采配で順調に敵軍を追い詰めていた。幸い西側に来た敵兵は少なく意外と早く終わりそうだ。
「時間です!敵軍を湖に落としなさい!」
リアナの指示で敵軍を味方の兵がどんどんと湖に落としていく。それと同時に湖の上空には黒雲は漂っていた。
「これで終わりです!轟け!ライトニング!」
湖上空にあった黒雲はどんどんと大きくなり放電を繰り返しながら湖を覆った。その黒雲からリアナの一言で湖に雷が落ち、水を伝って敵兵をすべて気絶させた。
「何だかあっさり過ぎですね・・・いえ、今はそんなことを考えている暇はありません!他のエリアを救援しないと!」
リアナは湖上の敵兵の後始末を任せ少数の兵とともに南へと向かった。
―同日 9:10 同国
「これで終わりか・・・つまらん・・・獄神流・・・恐黒裂斬脚!」
キュアがゆっくりと足を上げ下げすると敵は何もされていないのにどんどんと吹っ飛んでいく。
「・・・雑魚が何人集まろうと雑魚は雑魚だ。そろそろ決着をつけようか・・・」
相手を挑発するかのように地面に座り敵軍を睨み付けた。しかし、敵軍は向かってくることもせずその場に立ったままである。これにはキュアもおかしいと感じていた。
「キュアさん!
「どうやら本隊は陽動だ!敵の侵入路はおそらく地下からだ!」
「何ですって!?」
一瞬の判断だった。キュアはリアナが来るのを見計らうかのようにその場に立ち上がりリアナとともに城へと向かい始めた。敵はおそらく本隊で陽動してる間に別働隊で地下から城内に入るつもりなのだろう。キュアは判断を間違っていないことを願いながらも王城へと向かった。
―同日 10:00 王城内部
「まさか・・・あなたが表舞台に立つなんて珍しいわね・・・」
「あら?私が信用できないとでも?」
「いや、信憑性なら一番あるわよ」
王室にはミリアントともう一人知らない女性が立っていた。その容姿は寝癖が酷く、寝巻き姿ととても外出するような格好ではない・・・それはまさしく・・・
「あなたのような『引きこもり』でも出てくることはあるのね。驚いたわ」
「お世辞として受け取っておくわ」
「『不動の怪物神』・・・そのちから、見せてもらえるかしら」
『不動の怪物神』と呼ばれた女性は王室を出ると一目散に城門まで向かった。まるでそこに誰かが来るのを察知したかのようだった・・・
―同日 王城地下
「これより総攻撃を仕掛ける!目標は王室だ!掛かれ!!」
時を同じくして地下では盗賊たちの親玉といえるナイルとトゥルノアが兵を連れていた。かれらはどうも地下まで穴を掘ってきたらしい、なんとも盗賊らしいやり方だ。戦争は早くも終了へと近づいていった。
―同日 10:30王城入り口
「急がないと!相手はもう王室にいるかもしれませんよ!」
「焦らないで、ミリアントも策は打ってるはずよ。焦らずに敵に注意していきましょう」
リアナとキュアは敵の策に気づいてからやっと王城の入り口までたどり着いた。
「でも・・・相手は策に気づいているかも・・・」
「キュアの言うとおりにしなさい、彼女の言っていることは一理あるわ」
「「!?」」
王城の入り口には一人の女性が立っていた。先ほどミリアントと話していた女性だ。彼女を見たリアナはとても驚き、意外な人物に眼を疑った。
「ト・・・・トワイス・・・姉ちゃん?」
「あら?久しぶりなのに良く覚えていたわね。ええそうよ、あんたの姉よ。久しぶり、私の可愛いリアナ♪」
第7話 END
小説が進まない・・・・
フィエル:ども~、本編で出番のない人その1で~す!
ディアノス:その2だ・・・
フィエル:とりあえず、謝りたいことがあるので~す!
ディアノス:?
フィエル:小説三つも書くなんて無理!
ディアノス:・・・・前回書いたのってエイプリールフールだったかな・・・
フィエル:えっと・・・今月じゃないかな~・・・あははは(焦)
ディアノス:とりあえず、宣言したんだからどっちかは書こうな(怒)
フィエル:分かったよ~、それじゃあ過去編の方はやるよ~・・・
ディアノス:賢明な判断だ。
フィエル:それでは、ついでに過去編の予告でも・・・
ディアノス:そういえば、昔やってたのが第一期だよな?
フィエル:そうだよ~
ディアノス:あれもやり直しか?
フィエル:それは・・・・ねぇ?
ディアノス:聞き返すな・・・
フィエル:ん~、とりあえず、ちょっと脚色加えて、大体一期10話設定で書いていこうかな~
ディアノス:ほう、作り直すのか、楽しみだ。
フィエル:一期主人公はキル、二期主人公は私フィエル、三期主人公はテール、四期主人公はフィーノス、そして、4.5期(4期外伝)主人公はバウル(GUEST)で行こうと思います。ちゃんとGUESTさんには許可貰ってますよ~
ついでに、ゲスト参戦予定キャラを紹介~
バウル 作者:工藤雷火 3期以降登場 4.5期主人公
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/huratto_993
玉兎(予定) 作者:琥牙峰氷雨 2期以降登場 4.5期主人公パーティ
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/saiyukireloadgunrock
サクヤ(予定) 作者:鎖射 3期以降登場 4.5期主人公パーティ
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/k_kokistock
ハイド(予定) 作者:翡翠 3期以降登場 4.5期主人公パーティ
ブログ:http://blogs.yahoo.co.jp/r_taki_0629
雨埼 漣 作者:冷無 5期登場予定
ブログ:不明
フィエル:この人たちを出す予定です。予定の人たちは・・・うん、すぐに連絡取る。
ディアノス:つまり貰ってなかったんだな、
フィエル:すいません・・・・
フィエル:小説に出たいという希少な方々はキャラ名と一応性格を書いてメッセージ、コメントしていただければ出す予定です。いつでも待ってます。
ディアノス:それでは過去編のストーリー紹介だ。
ディアノス:1期はキルとフィエルの出会いの物語、永遠戦争の始まりと言える二人の科学者の戦いそして、彼らの活躍が目立ったクレスト内戦を描くぞ。しかし、このころのフィエルはおとなしいらしいな・・・
フィエル:過去を詮索するな・・・
ディアノス:二期はフィエルと俺の出会う話だ。永遠戦争の山場となる次元間大戦を描くぜ!
フィエル:まあ、お前が出てくるのは後半だがな・・・
ディアノス:ま、まあ・・・、さて、三期はテールの物語だ。一応どういう人物かは伏せておくぜ。 この物語は、キルが魔界大戦(ストーリー上の演出はなし)後に行方不明となってそれを探そうとする物語だ。どういう展開になるかはお楽しみだな
フィエル:第四期は約100年後の話、8代目を継いだフィーノスの物語よ。
ディアノス:フィーノスは剣術に関しては最高クラスだったが、この物語ではその使い道を知ろうとフィーノスが旅に出る物語だ。ちなみにフィーノスはこのときシャット家じゃないぜ。
フィエル:そして、4.5期!
ディアノス:バウルたちの物語だな。これは完全オリジナルになるかも知れないから展開はキャラの作者もまだ知らないんだぜ!面白い展開を考えてやるよ!
フィエル:それぐらいの頭脳があればいいけど・・・
ディアノス:・・・・・まあ、こんな感じに進めていこうと思う!一応「仮」だがな!
フィエル:ちなみにこの過去編はとある友人から頼まれただけ何だけどね・・・
ディアノス:名前は言うなよ?
フィエル:とりあえず、頑張ってみるか・・・それじゃあ楽しみにしてなさいよ!
ディアノス:各期毎のフィエルの性格の変化にお楽しみに!それでは~
フィエル:ちょ・・・それってどういうこと!?
ディアノス:・・・・そのまんま
お久しぶりっス!
ども~、早苗です。
さとりです。小五ロリじゃないわよ(怒)
いきなり何怒ってんですか・・・まあ、それは置いておいて・・・
お久しぶりです皆さん、いかがお過ごしで・・・?
聞かないで下さいよ、どうせコメントしてくれる人少ないんですから・・・
(グサッ)
・・・今、言ってはならないことを言ったみたいね・・・
ほえ?
まあ、いいわ、さてこれまで少々このブログについて考えてきましたが、
ついに、新しい方針が決まりました。
これからこのブログは、小説メインのブログに変わりたいと思います。
ということで新たにニ作品の小説を入れたいと思っております。
作者の負担?相当なものでしょうね。
それでは、早速に作品の概要をご紹介します~
永遠戦争~end of dream~
内容:はっきりいって、今の永遠戦争になるまでを描いた物語、かなり簡略化してるため分からない部分もあるがそれは仕様です。公開頻度は「暇があったら」状態です。
主人公は、フィエル・シャット・トールとキル・レンス・トール
もうひとつは、
東方市政録
内容:見ての通り東方の二次創作?三次創作?作品の小説、舞台は東方キャラの集まる小さな市「紅魔シティ」この市での住民の日常を描いたハートフルな物語である。公開頻度は「一ヶ月」ぐらいで・・・
主人公は:引っ越してきた一家「守矢家」
ということです。東方市政録の方はですね、私が主人公ということで、張り切ってますよ~
これって、著作権は良かったのよね・・・?
・・・・いいんじゃないですか?・・・・たぶん・・・・ってか曖昧模糊・・・・
呼んだ?
呼んでないよ!?
ちなみに、市長はかの有名なカリスマさんですからね~。期待しててくださ~い うー☆
・・・・ネタバレね・・・
それでは、完成をお楽しみに~