
パーカーのフードを被り、紐を絞って
見学席にいたら、怪しいからやめて!
と、懇願される私。
下っ腹が冷え冷えで、下り龍が
暴れ出すのも、時間の問題だな…
と、あせっていた。
遠くに暖房室を発見!
かわいい二人組に目を奪われながら、
移動中、カップルがずっこけた。
暖房室へ入ると、先程のカップルが
入ってきたんだけど。
何故、私を救わなかった?

救ったから、一緒にこけただろ?

女性は、中肉中背で私のタイプでは
なく、男性は真面目な雰囲気がプンプン。
お互いに、トラディショナルな雰囲気。
…そう、乳頭がいったわ。 

…
…
私は、耳を疑ったが女性の眼差しで、
聞き間違いでは無いことを確信。
男性を虐めている様な、性悪な雰囲気
と、一変する。
暖房室の空気清浄機が、自動検知し、
最強で回り出したのがお笑いだが
それ以上に、会話を聴きたいので
しれっとした態度で、見守った。