昨晩、スーパー銭湯に先輩と行ったときの事だ!
人気の炭酸水は人がいっぱい。
小柄な先輩は、先に炭酸風呂へ入ることが出来た。
手招きするも、体育座りなのは嫌なので
近くの茶碗風呂にはいり、様子を伺ってた。
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15分位で、ようやく私も入ることが出来た。![]()
先に、真っ赤に仕上がった先輩が、先に出る挨拶
をして消へたことろに強面の方が参入してきた。
私の右側へ入るのか?
金のネックレスに丸剃り・・・
小さな子供が見たら、泣くだろうな?
やはり、私の右隣になった。![]()
しばらくすると、私も芯まで温まったので上がろうか?
と、タオルを探すも見当たらず。置いた場所にないんだ!
あれ?
大理石の縁に置いた記憶は間違いなくあるから、落ちたかな?
あたりを見回すと落ちても無いが、右隣の人の首の付け根にある
タオルが異常に似ているのに気がつく。
や・だ・よ! 一旦、落ち着いて整理しよう。
持ってきたタオルは白地に赤と緑で大文字祭りと書いている
古びたタオルだったし、茶碗風呂から移る際の記憶も鮮明だ!
隣の人は、どうだ?
強面だったし、金のネックレスが重そうだったことしか記憶にない。
あとは、しらこい態度で目をつぶっていた私。
このまま、待てば、タオルが残る?
同じ柄のタオルだったときは事件だ!
20分位考え込んだが、お隣さんは上がる気配すらない。
・・・・・・・・・・・
もう一度タオルを確認すると、私の方に数センチ寄ってきた。
しかし、緑と赤の色が鮮明過ぎやしないか_?
私のタオルだ!そう、判定するには自信たっぷりという訳でも
ないんだ。![]()
すると、風呂の端の方にレンタルタオルを発見!
これで、タオルの数と風呂に居る人数が一致。
怖がる事はない!
勇気を持ってタオルを掴んで、風呂からあがるつもりだった。
実際には、タオルを掴んだ瞬間。
お隣さんも、タオルを掴んで睨みを効かせて一言。
俺んじゃ!と怒られてしまいました。
お、怒られた。 俺のタオル出はなかったんだ!
恥ずかしいし、たまんない。
周りから、視線は集中する。
ボケたふりをして、間違いましたと。謝罪。
難は逃れたが、タオルは何処へ?
タイルは一本しか持ってきてない。
夏ならいいけど、手で水を切って着替えるとなると、風を引いちまうな?
さて、困った。
俺のタオルは誰が・・・・・ ![]()
困っていると、先輩が現れる。
呼んでないのに、すーっと正面に立つのでナニが丸見え。
先から雫が垂れてるし、何すか?と機嫌が凄く悪くなったタイミングで
タオル間違って持ってった!だと。![]()
ここで騒ぐのは良くない。 風呂を出た!
場所を替え、危なかったんだぞ!あれに、怒られたぞ!と興奮気味に
説明すると、隣のアレか?と、大笑いして笑いコケやがった。
飯でも食おう!と食堂でカツカレーを頼み、無線の呼び出しブザーが鳴動。
お渡し口のテーブルに置いてあるのは、お子様カレー
ん? ウインナーでタコがライスの上に鎮座していた。
待てよ、姉ちゃん ![]()
カツカレーオーダーしたんだぜ!
(今年は、争いごとを控えろという暗示が出ているから穏便に)
テーブルに戻ると、一部始終を見ていた先輩が笑う笑う。