ロードスターは、六万キロに1回のルーティンで、 ブッシュ交換を
勧めています。
勧められていないぞ!というお客様がいたら、あきらめているか
相手にしていなかったのかも知れません。
どうぞ、お叱りを。
次に、六万km ? と驚かれるお客様が多いと思いますが六万キロでも
怪しいくらいです。
馬鹿か?
そう、思われても平気です。設計が古く、しかも当時履かれていた
タイヤ 185・60 R14。20年前の確か?専用タイヤで仕上げてあり
ますので当然です。現在の同寸タイヤでさえ、グリップ性能は向上し
ているのでブッシュ単体で受ける負荷はより大きいと想像できます。
しかも、185をこよなく愛しているオーナーは少なく、195がポピュラーに
装着されています。 ハイグリップタイヤを履き、スポーツ走行する
オーナー様は、2万キロぐらいが替え時ではないでしょうか?
実際には、フル・ブッシュ交換を勧めているのではなく、部分的な替え方を
おすすめしたり、強化ブッシュは当然で、硬質ウレタン・ブッシュなどを
勧めていると思います。
ごまかしが効かない年式とあいなっていますので、ブッシュ交換作業も
大変です。ブッシュ取り替えだけでなく、アーム・ボルト・ネジ等を替えない
とダメなケースが非常に多いです。
特に、どこかで中古車をご購入をされたお客様は、このあたりから点検
しなければなりません。 メンテナンスが出来てないロードスターは
シャシーを見れば判ります。
一度メンテナンスが外れたりして、錆びが回ったりしている車輌は特に
大変ですので、当然の如く費用も掛かってしまいますし、折り合いが
つきません。 大変です!しだいと、タイヤで蓋を閉じてしまいがち。
ロードスターは、ハンドリングが生命線ですから 価値的にはこういう
ところを私は評価しているんですよ。 残念ながら良好なコンディション
車輌は数えるだけしかいません。
もう一度だけ、徹底してご案内します。
車検を受けて頂いているお客様は、無料でチェックします。
ロードスターの良さがないロードスターをずいぶん観てきて、腐りましたが
もう一度だけ、ホットになって見たいと思います。