不動産取引でトラブルにあわない方法③ | 東大阪不動産情報@不動産エージェンシー

不動産取引でトラブルにあわない方法③

不動産取引上のトラブルにあわないようにするため大切なこと


そのひとつが「業者探し(選び)」だと


前回お話しました


では どのような業者が良い業者か?といいますと


答えは・・・




「わかりません」


お客様との相性の問題もありますし


業者自身の経営状態の悪化が原因のトラブルもあります


特に業者の経営状態ってのは


外から見てもわかりづらいものです




広告をたくさん入れてる


とか


オフィスが立派


とか


新築現場があちらこちらにある


とか


そんなこと実際の経営状態とは 全く関係ありません!


かえって


急に広告の量が増えたり


自社ビルを所有していたりして


派手に見える業者のほうが


ひっ迫していることも多いんですヨ




それと


不動産業者が所属する保証協会についても


先日お話したように


「倒産や資力不足のため


お客様に返還すべきお金を用意できない業者にかわって


協会が お客様に ひとまず たてかえ払いを行なう制度


(協会による慎重な審議を経なければなりませんが)」


がありますが


同制度も一業者につき 1000万円がたてかえ払いの上限なんです


ココで よ~く聞いておいてほしいんですが


ひとつのトラブルに対して上限が1000万円っていうんじゃないんです


ひとつの業者に お金を返還するべきお客様が10人いようが100人いようが


その損害金額の総額が5000万円だろうが1億円だろうが


1000万円を超過する部分について


協会は一切たてかえ払いはしません いや、できないのです


しかも、協会が苦情の申し立てを受け付けた先着順で処理していきますので


1番最初に受け付けたお客様の損害が


1000万円と認定されれば


2番目以降の苦情(お客様)についてはどんな損害があろうと


協会ではどうにもできません


2番目以降の方は裁判で勝訴判決でも取って


「無い袖はふれない状態」の業者に直接請求していただくしかないのです





そういう点から考えると


大きく業務展開している業者ほど


経営が悪化した際、お客様に与える損害は相当なものになるでしょうね




ですから


大きい業者ほど安心という


一般的な消費者のモノサシは


不動産購入については


全くあてにならない


ということになります




逆に 自宅の一部が事務所になっているような業者


かえって そちらのほうが安心できます(もちろん全てではないですよ)


そういう業者は 万一 トラブルが起こっても


逃げることができないですし


逃げなければならないようなトラブルを起こさない


という決意と自信があるから


自宅で事務所を構える事ができるんだと思います


少なくとも当社はそのような意味でのSOHOなのです




ちょっと自己アピールも入っちゃいましたが


このようなお話を参考に(参考になれば幸いです)


みなさんに合った業者選びをなさってください


引き続き


業者選びや


様々な不動産取引上のトラブル、具体例など


ご紹介していきます


また のぞいてみてください