2011年 LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 最終日観戦応援記 3 | JLPGA観戦備忘録

2011年 LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ 最終日観戦応援記 3

どうも・・・またまたブログ放置してしまいました。

ま、ブログってより備忘録ですから・・・

2011年もいよいよカウントダウンですから、今年の記録としてやり通してしまいます。


では取り急ぎリコーカップ最終日の智恵ちゃんのゴルフについて綴っていきます。


6番 360y PAR4・・・1打目が松の木を幾つか超える必要のあるミドル。

1打目、智恵ちゃんドライバーはフェアウエイ右目260yまで運びます。

ジエプロはその後ろ250y付近です。

2打目、ピン位置は前から14y右から9yですが、智恵ちゃんはピン奥7m、ジエプロもピン奥6mにつけます。

このバーディパットは智恵ちゃんからでフックラインを1mショートしますが2パットのパー。

ジエプロも同じラインで10cmショートしてタップ、2パットのパー。

7番 397y PAR4・・・極端に左ドッグレッグするミドル。

1打目、智恵ちゃんのドライバーは前日と同じく角付近250yきっちり飛ばします。

ジエプロはその右240yのフェアウエイをkeep。

2打目、ピン位置は手前から16y右から7yに対してジエプロは手前の花道にショートしますが、智恵ちゃんはピン手前7mに2オンします。

ジエプロはアプローチをミスした感じでピン奥3mにオーバーしますが、下りのパーセーブパットを沈めるナイスパー。

智恵ちゃんのバーディトライは左に切れながら30cmショートしますが2パットのパーとします。

この日の智恵ちゃんはパットのタッチが弱めに見えます。


8番 167y PAR3・・・2段グリーンのショート。ピン位置は手前から35yと長いグリーンの奥です。

1打目、智恵ちゃんはグリーン左のラフに外してしまいます。

一方ジエプロはピン奥3.5mのバーディチャンスにつけます。

智恵ちゃんのアプローチはチップイン狙いで攻めますが左を抜け50cmにつけ1パットのパー。

ジエプロのバーディトライは下りのラインが左に切れ1mオーバー。そしてこの返しのパットは右に切れ3パットのボギー。ジエプロはTOTAL-2に後退します。


9番 490y PAR5・・・左ドッグレッグのロング。

1打目、智恵ちゃんは3Wで240くらいのフェアウエイ左に運びます。

ジエプロは250yのセンターに運びます。

2打目、果敢な2オンを狙いますが手前の花道に止まります。ジエプロはその右のバンカーに捕まります。

3打目、ピン位置は手前から20yで智恵ちゃんのアプローチはピン奥1.5mのバーディチャンスにつけます。

ジエプロはバンカーからのショットをミスしピンまで10mに3オン。ここから2パットのパーとします。

智恵ちゃんのバーディパットは下りのラインをフックと読んだのか右に抜けて2パットのパー。悔しさを滲ませます。


最終日前半の智恵ちゃんは・・・

2バーディ、1ボギー、フェアウエイキープ率5/7、パーオン率6/9、14パット(カラーからを除く)。

チップインバーディが効きまして一つもぐれました。

ジエプロは抜群のアプローチが影を潜めて調子が上がってこない感じでした。

2バーディ、1ボギー、フェアウエイキープ率7/7、パーオン率7/9、15パット。



続いて後半です。ハーフターンの時点でTOPの全プロは-7のままですがまだ4打差ですから智恵ちゃんとしてはひたすら伸ばすしかない。9番のバーディーチャンスはもったいなかった・・・


10番 341y PAR4・・・短い打ち降ろしのミドル

1打目、智恵ちゃんはこの日も5Wで220yフェアウエイ左目に運びます。

ジエプロはドライバーで250yのフェアウエイに飛ばします。

2打目、ピン位置は手前から23y右から8yと奥目のピンに対して智恵ちゃんは手前7mにつけます。

ジエプロはピン手前1mのスーパーショットでバーディチャンスです。

智恵ちゃんのバーディトライは右に抜け50cmオーバーしますが2パットのパー。

ジエプロはこのパットを慎重に沈めてバーディとしTOTAL-3とします。


11番 500y PAR5・・・ほぼ真っ直ぐなロング。左右のバンカーがアクセントになっています。

1打目、智恵ちゃんもジエプロも右のバンカーぎりぎりラフ230yに運びます。

2打目、智恵ちゃんはピンまで100y弱の右1stカットにきっちりレイアップします。

ジエプロは左のラフに捕まります。

3打目、ピン位置は手前から16y右から10y。

智恵ちゃんはこのアプローチショットをピンの右3mのバーディチャンスにつけます。

ジエプロはピン奥11mのグリーン奥に3オンしますが、1stパットが1m以上ショートし下りのパーセーブパットが左カップに蹴られ3パットのボギー。TOTAL-2に後退です。

智恵ちゃんはこの3mのバーディトライが右に僅かに抜けてタップインし2パットのパー。

この日は思うようにパットが決まってくれません。


12番 140y PAR3・・・短いショートです。ピン位置は前から8y左から9y。

1打目、智恵ちゃんはピンの右50cmに寄るスーパーショットで楽々バーディとしTOTAL-4に伸ばします。

ジエプロも負けずにピンの左1mに寄せ、しっかりバーディ奪取で再びTOTAL-3とします。

久しぶりのバーディでしたが、美佳ちゃんが手を合わせて拝む仕草の中でのバーディで笑顔を見せてくれました。

この後次のティーグランドの横のスコアボードを確認するとTOPは-7のまま・・・少し後姿が見えてきた感じです。


13番 495y PAR5・・・真っ直ぐなロング、2nd地点にはバンカーが待ちうけます。

1打目、智恵ちゃんは240yの僅かに右のラフに捕まります。

ジエプロはフェアウエイ左240yをきっちりキープします。

2打目、智恵ちゃんは3Wでグリーン手前30yまで運びます。僅かに右の1stカットです。

ジエプロはその左のフェアウエイセンター。

3打目、ピン位置は手前15y右から8y。アプローチ勝負で智恵ちゃんはピン奥1.2mに寄せます。

ジエプロはアプローチミスでピン奥10mに突っ込んでしまい、2パットのパーとします。

智恵ちゃんはこのバーディパットをしっかり沈めて連続の『ナイスバーディ!』。

これでTOTAL-5とします。残り5ホールで2打差・・・智恵ちゃんも意識してきたはず。


14番 383y PAR4・・・2打目が林が真ん中にあるミドル

1打目、智恵ちゃんは250yの左のフェアウエイに運びます。

ジエプロは250yの左のラフに捕まります・・・

2打目、ピン位置は手前から12y左から7y。

智恵ちゃんは林超えになるショットは距離が足りず手前のカラーに止まります。

ジエプロの2打目はピン奥のラフまでこぼれてしまいます。

智恵ちゃんのアプローチパットは15mくらいで50cmに寄せしっかりパーセーブします。

ジエプロもアプローチを10cmに寄せてタップインパー。

 
15番 413y PAR4・・・気持ち左に曲がっている距離のあるミドル。

1打目、智恵ちゃんの240yフェアウエイセンタに運びます。

ジエプロは250y左フェアウエイをkeepします。

2打目、ピン位置は手前から8y左から6y。

智恵ちゃんの2打目はグリーン右奥のラフまでこぼれてしまいます。

ジエプロもグリーン左のラフに外してしまいます。

智恵ちゃんのアプローチは1m以上残ってしまいますが、このパーセーブパットはスライスを読みきりナイスパー。

ジエプロも1mに寄せてしっかりパーセーブします。


16番 171y PAR3・・・奥に傾斜しているグリーンを持つショート。ピン位置は手前から26y右から7y。

1打目、智恵ちゃんはグリーン左奥のラフにこぼしてしまいます。

ジエプロは右手前のバンカー捕まります。

2打目、アプローチは下りのラインで寄せきれず1mショートしますがスライスを読みきりナイスパーセーブします。

ジエプロはバンカーから寄せて1パットでパーセーブします。


17番 317y PAR4・・・軽く打ち下ろしの短いミドル。

1打目、智恵ちゃんはフェードを意識しすぎたのか打ち出しから左に飛び出してしまい、左の林に突っ込んでしまいます。ボールは奥までは入らず前には進めますがグリーンまでは200y以上あります。

ジエプロは250yのフェアウエイ左をkeepします。

2打目、智恵ちゃんはピンま100y残す位置にレイアップします。続けて3打目でピンを狙いますが手前6mに乗せるのがやっと・・・

ジエプロはピン奥1mにつけるバーディチャンスです。

智恵ちゃんのパーセーブパットは右に切れ2パットのボギー。これでTOTAL-4に後退。

ジエプロは楽々バーディと思いきや右に切れて50cmオーバー。更にこれに気落ちしたのか返しのパットも外してまさかの3パットでボギー。TOTAL-2に後退です。

このホールを見守っていた智恵ちゃんのオトン・・・「最後にやってくれたなぁ~」と苦笑い。

美佳ちゃんも「また来年、来年・・・」と笑って切り替えてました。

18番 408y PAR4・・・最後打ち上げになる左ドッグレッグのミドル。

1打目、智恵ちゃんは気落ちした感じに力無く右のラフ230y付近につかまります。

ジエプロはも240yの右のラフです。

2打目、ピン位置は前から25y左から7yですが、智恵ちゃんは手前のカラーで止まってしまいます。

ジエプロも左前のバンカーにつかまります。

智恵ちゃんのアプローチは転がしますが上りで止まってピンまで5m残します。

ジエプロはバンカーから50cmに寄せて楽々パーセーブします。

智恵ちゃんのパーセーブパットは左に抜け2パットのボギーとしてTOTAL-3で終了。

上がり2ホールで連続ボギーには納得いかない表情の智恵ちゃんです。


結局最終日の智恵ちゃんは4バーディ、3ボギーのtoday -1、TOTAL-3の6位タイ。

フェアウエイキープ率8/14、パーオン率10/18、27パット。(カラーからのパット除く)

終盤TOPの背中が見えたと思ったところで力が入ったのかショットが乱れてしまいました。

やっぱりメジャーを意識して戦える(手首の)状態じゃなかったのかも知れません。

それでも最後意識して狙えるところまで頑張ったのは来年に繋げられると思います。



大会は全美貞プロが涙のメジャー初勝利で幕を閉じました。

全プロでさえメジャー初勝利なんです。確か3年前にはこの大会で最後に崩れて優勝を逃しているはず。やっぱり誰でもそんな悔しい経験を積んでいるんですから・・・

智恵ちゃんもこの大会の経験を糧にして欲しいです。


最後会場をあとにして熊本空港で智恵ちゃんのキャディーをしてたシュガーさんに出会い・・・

「今日はお疲れさまでした、惜しいところまで行きましたよね・・・、また来年智恵ちゃんお願いします!」って声を掛けますと・・・

「そうでしたね・・・はいありがとうございます!」ってお応えいただきました。

大きなバッグを抱えながらでしたが、気持ち良く対応いただきました。そんなところが智恵ちゃんの信頼を得ているところなのかも知れませんね。


長くなりました・・・

暮れのご挨拶の記事入れられますか・・・

この1年の観戦まとめをしたいですね。

では、おやすみなさい・・・