ありがたいことにブログに対して共感しましたというコメントやメッセージを頂くのですが、そのメッセージやコメントで特に印象に残ったのが、

「人に合わせようと頑張っているが、それに疲れた」

「本当は一人でいる方が好きなのでは?」

といった事です。


実は一人でいる方が好き・落ち着くという事になると、人付き合いが上手くなる事はそれと真逆な事をしている事になります。


一人でいたいという願望を持っていると、その願望を叶えるために人付き合いを避ける方向に持って行こうとします。


そうなるといくら人と打ち解けようと頑張ってみても、無意識に人付き合いを避ける方向に行ってしまうので、上手く行きません。


なので人と打ち解ける行為自体が無理をしていると感じるわけです。


心のそこから人付き合いが上手くなりたいと思っていても上手く行かないという場合は、単にやり方の問題という事が考えられるので、やり方を見直すのもいいかと思います。


心のそこから人付き合いが上手くなりたいと思っているのか、人に合わせるために仕方なく行っているものかをはっきりと知る必要があります。


ちなみに私も人と打ち解けたいと思っていても上手く行かなく嫌な思いをしていましたが、実は一人でいる方が好きなのではと気付いてからは、人と打ち解けたいと思わなくなり、いくらか気持ちが楽になりました(さすがに集団の中で孤立する状況は居心地が悪く感じますが・・・)。


人付き合いが下手だったけど今は人と楽しく過ごしているという人は、私の知る限りでは、人と楽しく過ごしたい願望が強かったり、人付き合いが上手く行かない事に対する危機感が強かったりしています。


ただ危機感からだけだと焦りが出てしまい、その結果人付き合いに対して無理をしていると感じてしまう恐れがあります。


なので人付き合いが上手くなる事に対して楽しいイメージが見えているかどうかが、人付き合いが上手くなるかどうかのカギになります。


人付き合いが上手くなりたい事に対して疲れている・無理をしているなどと感じている人は、人付き合いが上手くなりたいという気持ちが本心からなのかどうなのかをじっくりと考えてみてはどうでしょうか。
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人前立つの、苦手です… 新年度の4月は新しい出会いに心が躍る人がいる一方、人見知りの人にとってはちょ..........≪続きを読む≫

1位の「相手から質問をされないと喋れない」

5位の「知らない人が大勢がいる飲み会のお誘いを断る」
は私に当てはまります。


「相手から質問をされないと喋れない」についてですが、


「何を話せばいいか分からない」・「こんな事を話しても大丈夫だろうか?」


というのがあります。


口数の多い人の話す内容を聞いていると、他人が興味を持って聞ける内容というよりかは、自分が話したい内容が多いように感じます。


そういう場合、私の場合ですが返答に困る事がかなり多いです。


もっとも私のコミュニケーション能力が低いゆえに、受け答えがまともに出来ないというのがありますが・・・


その人が話したい内容が、聞き手にとって興味がなければ、聞く方が苦痛を感じてしまいます。


そういう事を考えると、話をする事に慎重にならざるを得ません。


もっとも私自身人とおしゃべりをしたいという人間ではないので、あまり自分から話しかけないというのは、ごく自然な事だと思っています。
このブログでは、人付き合いの苦手の克服方法ではなく、人付き合いの苦手な事によるメリットを書いています。


今までコミュニケーション方法の本などを読んだりしていたのですが、途中で読むのを止めたり、読み切ったまではいいのですが実行までに移さなかったりと、改善には繋がっていませんでした。


最初は単にやる気が無かっただけだと思っていたのですが、もしかしたら人付き合いが苦手な状態を望んでいるのではと感じるようになりました。


そこから人付き合いが苦手な事によるメリットとは何だろうかと考えるようになりました。


私が感じている一番のメリットは、他人との関わりが少ないゆえに自分の時間が多く持つ事が出来るという事です。


そのおかげで「どう生きていけばいいのだろうか?」といった自分について考える時間や余裕があります。


今は「自分」という核が小さい状態なので、他人に対してどう働きかければいいのかというのが出にくい状況にあります。


今は他人と関わるよりも、自分の人生をはっきりとさせる時期なのではと感じました。
人付き合いが苦手な人のためというテーマでブログを書いていますが、苦手なのではなく、本心から付き合いたいと思える人がいないのではと思うようになりました。


疎遠になった人を思い浮かべると、価値観が合わないゆえに関係を維持するのが難しい・負担が大きいと思えるような人がほとんどでした。


もっとも私自身が閉鎖的な人間なので、気の合う人間を見つけるのが非常に難しいというのがあります。


私の趣味が一人で出来る事ばかりというのも大きいです。


あとは人と接することで自分に悪い影響が及ぶというのがあります。


人の悪口などマイナスの発言を聞くと嫌な気分になるので、自ずからそういう発言をする人から距離を置くようになりました。


無意識に他人からの悪影響から身を守っているというのがあるかも知れません。


もしかすると人と接するのが苦手というハンデを背負うことで、付き合うべき人間を絞り込んでいるのかも知れません。
最近読んだ本で「人脈が少ない方が、ダイナミックに目標が実現できる」と書いてあるのをみて、「これは!」と感じました。


人脈が多いと協力してくれる人が多いなどといったメリットがありますが、人の目が多いので、他人が思っている事と違うことを行いにくいというデメリットもあります。


ラーメン屋をやっている人が、急にラーメン屋を辞めて喫茶店を始めるようなものです。


他人からすれば「えっ!?」と驚くと思います。


本人も他人からラーメン屋をやっていると思われているので、ラーメン屋から喫茶店に変えるという思い切った事はそうそうやらないと思います。


現状を維持するのであれば、人脈が多くても困ることはないと思いますが、上記のように今までと違うことを行うとなると、人脈の多さが足かせになる事があります。


人間というのは「この人はああいう人だ」と思ったりします。


なので思っている事と違うことをすると、「それは違う」といった拒否反応を起こすことがあります。


会社勤めを辞めて商売を始める時に、反対に合うというのがいい例です。


私が知っている例でも、商売の方向性を変えたら、以前のやり方を気に入っていたお客さんが離れてしまったという話があります。


もっともその後今まで以上に繁盛したので、結果的に方向転換がプラスに働きました。


特にそれなりに結果を出していたり、いい関係を維持している場合だと、方向転換する事でその結果や関係が崩れる恐れがあるので、なかなか方向転換に踏み切れない場合があります。


逆に言うと人脈が少ないと、他人の目をあまり気にしないで済むので、今までの生き方と違う生き方をしやすい面があります。


人付き合いが苦手で疎外感を感じる事が多かったのですが、自分の生きたいように生きるという面から見ると、人付き合いに乏しいというのはかえってメリットになっているように感じています。



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起業を考えていた時に、無料のセミナーに出た事があるのですが、大抵は有料のコースの紹介の話になります。


それ自体は良くある手法なので何も言う事は無いのですが、ここで問題になるのが勧誘の方法です。


口が達者ゆえに言いくるめられてしまい、やる気が高かった時期というのもあって、本心から納得しないまま有料のコースに申し込んでしまいました。


「成功したくないのですか!」などといった反論しにくい言葉で説得されたので、「それはそうだけど・・・」と釈然としないまま押し切られる形になってしまいました。


肝心の内容はと言いますと、本に書いてあるような程度の内容で、本で書いてあるような内容を実際に練習出来る事を差し引いても高い金額の内容でした。


知識として知っていても、実際に使えないと意味がないので、実際に使えるレベルまで持っていくための練習の場としては良かったのかも知れません。


最近無料の起業のセミナーに参加したのですが、そこでは強引な勧誘はありませんでした。


それにも関わらず、何人かの方が結構な金額のする有料のコースの申し込みをしていました。


セミナーの内容自体が素晴らしかったので、強引な勧誘をしなくても、参加者の方から自発的に有料コースの申し込みをしたのだと思います。


口が達者な人は口が上手い故に、他人を言いくるめるような言動を取ることがあります。


逆に口下手な人間は、口下手ゆえに他人を言いくるめるという事が出来ません。


おそらく逆に言いくるめられてしまいがちです。


口が達者なゆえに「うさんくさい」などと、却って敬遠されるという事があります。


現に私も口下手にも関わらず、口の上手い人よりも信用された事があります。


おそらく口下手ゆえに押し付けがましい事をしない(出来ない)ゆえに、その人に信用されたというのがあります。


口下手ゆえに控えめなところも気に入られたのかも知れません。


見方を変えれば、自己主張が弱いのもメリットになると思います。
様々な仕事で機械化が進み、単純作業が人の手から機械に取って代わるようになって、だんだんと人手が要らなくなってきてます。


それゆえに多くの人手が必要だった時代には、人手が必要とされていたがゆえに働く場がたくさんあったのですが、今は機械化が進んでいるので、昔に比べて人手が必要となくなり職にありつくのが難しくなってきてます。


簡単な仕事が機械にとって変わられたので、人手が必要な仕事は求められるスキルが高くなり、それが就職に対するハードルが上がっています。


引きこもりが増えている原因の一つに、就職に対するハードルが上がっているのがあるのではと私は思っています。


今現在仕事で必要とされているスキルに「コミュニケーション能力」が頻繁に挙げられるようになりましたが、今現在人手が必要とされている仕事には、人とのやり取りが重要視されている仕事が圧倒的に多いです。


バブル期のように就職が簡単に出来た時代と違って、今は就職に対するハードルが上がっているので、コミュニケーション能力といった人付き合いのスキルがモノをいう時代になっています。


それゆえに人付き合いが苦手な人にとっては生き辛い世の中になっています。


現に私もコミュニケーション能力が人より圧倒的に低いので、するだけ無駄と判断して一切就職活動をしませんでした。


記事の最初に「単純作業」という言葉が出ましたが、そういう仕事に求められるものに「決められたことをコツコツとやる」というのがあります。


人付き合いが上手・好きな人は人付き合いが上手・好きなゆえに作業よりもおしゃべりに気が向く傾向にあります。


ゆえに単純な作業に没頭できない事があります。


逆に人付き合いが苦手な人は、おしゃべりをしたいという欲求が強くないので、その分作業に没頭しやすい利点があります。


私も人が絡む作業よりも人が絡まない作業の方が得意ですし、そういった作業に対しては特に頑張ろうと意識しないでも自然とやる事が出来ます。


没頭する必要がある仕事は、人付き合いが苦手な人に分があると思います。
ちょっとした声掛けでも人間関係が円滑になりますが、それすらもおっくうがって行わない事が結構あります。


もう一つの理由がしゃべるのに躊躇してしまうというのもあります。


人と話すのが苦手な人には覚えがあると思います。


頭ではおっくうがってはいけないと思っているのですが、中々行動に移せないでいます。


原因としては習慣化していないから行動に移すまでに至らないというのがありますが、根本的な問題はそこではないのではと思いました。


常日頃から「今の仕事はずっと続けていくものではない」と思っています。


そういうのがあるので、人間関係を円滑にしようと行動に移していないのではと感じました。


今の仕事に関心が強ければ、おのずから積極的に行動すると思います。


私の場合は今の仕事に対して冷めた目で見ている部分があるので、それが実際の行動にも出ているのかも知れません。


関心の薄い業種で人間関係が良くなっても、なまじっか人間関係が良くて居心地が良い為に、その仕事から離れるのが難しくなります。


私の場合はコミュニケーション能力を上げる事よりも、まずが強く関心が持てる仕事を見つけるのが先決だと思っています。


もっともそれが中々見つからないので、長年苦労している訳なのですが・・・
私は休日は家でゆっくり過ごす事が多いのですが、それを妨げられる要因として多いのが、他人からの電話などの連絡です。


メールは人とのリアルタイムでのやり取りでないのでまだ気が楽なのですが、電話だと他人と直接のやり取りになるので、メールみたいに自分のペースでやり取りするというのが難しくなります。


幸いにも人付き合いが少ないので、電話が掛かってくるというのはめったに無いので、休日はゆっくりと過ごす事が出来ています。


昔は仕事の関係上、休日でもお構いなしに電話が掛かってきていたので、気が気でなかった記憶があります。


会社が営業している時に私が休日だったので、私の休日の時に電話が来るというのもありました。


あとは急な仕事の予定の変更が多い職種だったので、そういう意味でも電話が多かったです。


その点今の仕事は電話が掛かってくる事はめったに無いので、気が楽です。


仕事以外で電話が来る事はめったにないので、よそからの電話に振り回されることも無く、自分のペースでのんびりと過ごす事が出来ています。


そういう点で人付き合いが少なくて良かったと感じています。
今までのタイトルである「人付き合いの苦手な人に合った生き方」ですが、今まで書いた記事の内容を振り返ってみると、生き方というよりかは、人付き合いが苦手ゆえのメリットの紹介が多いと感じました。


なのでブログのタイトルを「人付き合いの苦手な人のメリット」と変える事にしました。


人付き合いが苦手な事を欠点では無く個性として捉えて、その個性の良い面を取り上げていきたいと思います。


今後ともよろしくお願いします。