香港赴任が決まってしたことはまずは子供達の学校をどうするか?について色々と検討した。
そこらへんの詳細は省きますが、我が家は上の子が15歳中3終了して渡航する事になってたので、まずは高校探し。日本人小学校中学校は香港にありますが、もちろん日系の高校は香港には無し。
太古という駅にあるDSCというカナダ系インターナショナルが候補に。
ここはESLという母語を英語としない子達の為の授業が毎日あり、そこで英語の授業についていく為の英語力を基礎的なものから教えてもらえると説明を受け、ほぼ一択でDSCにお世話になることにしました。ガチの体育会系中高一貫校だったので、ほぼ英語ゼロからのスタート。今思えばよくあなた来たわねと思う
下の子は6歳で日本なら小学1年生。
・お姉ちゃんと一緒の学校DSCに行く
・日本人小学校に行く
このどちらか。至ってシンプルな2択だが、各家庭に聞くとなかなか判断に迷って選択している人が多い。
なにしろインターに入ると学費がとんでもねぇ
あとは日本の学校の休みとインターの休みが全然合わないつまりは上の子の休みと下の子の休みが合わないから、長期の休みなどもズレてて、旅行や日本一時帰国等が非常にスケジューリングしづらい
うちは幸い、会社の規定により日本人小学校中学校が赴任地にない場合は、現地校またはインターナショナルスクールに通学し学費補助を受けられると。現地にある場合は日本人学校の学費相当の補助のみが貰えると。
これにより下の子は日本人小学校分の学費のみの補助、上の姉はほぼ全額の補助が貰えるとのことで、2人ともDSCに通うことに決めたのでした。
学校の校庭がまあまあ広いことも良きポイント。
(日本では都会の学校以外は校庭あるのは当たり前ですが、こちらでが校庭がほとんど無きに等しい学校もちらほら。マンションの中にあったりする幼稚園が多いんですけど、園庭&巨大遊具&畑のある幼稚園に通わせていた私からは信じられない環境悪)
行く学校を日本に居る時からの決めた事ぐらいで、そうなると住居は学校に近いところがいいよね?となり、太古周辺が候補になっていました。
(太古城のマンション群。30階建くらいで、こちらでは別に高いマンションではないのですが、それでも来た当初は高ぇ〜!怖ぇ〜!空がちいさっ!って感じでした。空が本当に真上向かないと見えない感じ。)
(東京の足立区との違い。。。当初は心が荒みそうでした)
旦那は本来なら香港の金鐘(ガムチョン)という所にある事務所と、週の半分くらいは深圳の事務所に通う予定でした。そうなると深圳に行きやすいように会社近くの金鐘とか九龍側のターミナル駅の紅磡(ホンハム)に住んで、学校には通学バスでも良いのかな〜なんて考えてましたがとんでもない
実際は赴任の話が出た4年前位からつい1年前位までコロナのため香港🔁深圳の行き来なんて、毎回ホテルに隔離1週間必要な程のクソめんどくさい出張だったので、ほとんどコロナ中は深圳に行くこともなく香港側で仕事してました。
スクールバス代も1人数万円するし
結局、子供らは学校まで徒歩2分、旦那は金鐘まで二階建てバス(720番 湾仔まで高速使って1駅、金鐘まででも10分程)のある太古で大正解でございました
そして太古駅周辺にある古いマンション群の太古城(タイクーシン)に住む事となるのです。
(タクシーで『タイクーシン!ムゴイ!』で通じなかったことのないぐらいの昔からあるマンション群。真ん中にある太古城中心(シティプラザ)の詳細は省きますが、
日系スーパーアピタを始め、無印やら誠品書店やら日本のアパレルまで揃います。)
本来であれば3週間のホテル隔離中に、先に隔離終了させてる旦那が不動産屋とマンションを見てその様子をビデオ通話しながら私も見て決めてこう❗️なんて考えが。。まさかの刑務所いや隔離収容所暮らしで、旦那は平日仕事終わりにドンキ行って娘の病院へ差し入れ、週末はまたドンキ行ってディズニーランドを横目に通り過ぎて大量の黄色いドンキ袋をペニーズベイ隔離センターの門まで私と息子に差し入れの日々
とてもじゃ無いが、隔離当初は週末に不動産屋回る元気も気力も無く、隔離終了近くなって不動産屋と太古城や西湾河(サイワンホー)の日本人御用達マンションを見に行ってくれました。
私ももう隔離でおかしくなってたんでしょう。普通の家ならまあなんでもいいよモード。
この隔離所のようにベッドがベニヤ板でなく、トイレの横にシャワーがあって、そこにたらいを置いて洗濯するような生活でなければいい。。
ヤケクソモードなので、学校まで徒歩2分、イオンあり、部屋はまあ綺麗。はい、もう即決でいいです!現代人らしい暮らしが出来ればなんでも良いっす❗️と決めてしまいました。
太古城に住むメリット
・DSC学校まで徒歩3分あれば余裕
・湾仔、金鐘、中環までバスですぐ
・日本のスーパーアピタ&イオンがある
・海沿いに公園があり、まあ子供達にはありがたい
(厳しいコロナ政策時代の写真。鯉魚門クォリーベイ公園。後ろの方に遊具あり)
(鯉魚門クォリーベイ公園から歩道橋を使って海側に行くとこんな素敵な景色が。毎朝散歩したりランニングしてる方いっぱい)
デメリット
・古すぎてトイレや水回りが頻繁に工事で止まる
・香港のマンションあるあるだろうが施工が雑すぎて笑える(隙間かぜがピューピュー、壁が湿気でボロボロ剥がれる等々)
・昔は日本人多かったが、今や古すぎて人気無し
・習い事の多さや場所によっては通うのが大変な人も
入居当初のベランダ側。香港名物竹の足場がマンションのベランダ側に組まれていて、塗装か何かの工事中。まあ数ヶ月でいづれ撤去だろうと日本人の常識発動。実際この竹組が取られたのが1年半後くらいそれまでずっと薄暗い日中を過ごす羽目に。そんなに長いって知ってたら違う棟にしたのに!
デメリットに挙げた太古城の人気薄ですが、最近は北角(バッコウ)の新しいマンションに香港島で住む赴任家族が大挙して住まれており、日本人村みたいになっててと聞いて。。
マンション内のプレールームも屋根のある屋外運動場的な所も、素敵なんだが、素敵なんだが日本人ママだらけ
聞いただけでめんどくさすぎる
幼稚園登園後のおしゃべりめんどくさくて、門で子供を降ろして先生に預け、音速で🚲自転車漕いで帰ってた私のような者にはここ太古城はちょうど良きと思います
長くなりましたので太古周辺情報はまだ続く。.