これは地域格差か住民性か!? | 蝦夷猿たちの棲家

蝦夷猿たちの棲家

英国での大学院生としての生活を綴った「蝦夷猿の英国留学記」の第2部として、この「蝦夷猿たちの棲家」をはじめています。

まったく性格も趣味も仕事も違う高校時代の友人たちが、描く日常です。

さてさて、先日、蝦夷庭球から電話があって、「お前、ハワイで就職なんだろ!?」的なことを言われました。
以前、3月にハワイに仕事で行くことが決まった と書きましたが、あくまでも1週間ほどの出張です。
しかも、極悪の待遇で・・・・・・・・。
一日最低1万円ぐらいの日当がでるのかなっと思いきや、このまま行くと半分の5000円ぐらいになりそうです・・・・・・。
僕の大好きな言葉、「No rain, No rainbow」の発祥の地ハワイで、雨(我慢)の日が続くことになりそうです。

本日は、最近目の当たりにした地域格差についてです。
あ、まったく真面目な話題ではないので注意してくださいね。

まずは、先週の非常勤先でのお昼休みのことです。

僕の非常勤先は、大阪でも結構治安の悪い地域です。

その地域を表現する言葉として、最も当てはまるのが、

「大人はもちろん、子供から高齢者まで、もれなくヤンキー」

というものです。

で、昼食をとった先で、↓のポスターを見ました。


蝦夷猿たちの棲家
★A poster indicating the importance of "FOOD EDUCATION"


いくら治安が悪いといっても、住民の95%がヤンチャといっても、やはり食に対する教育は重要なようです。

特に、日本は食の安全国家でもありますし、栄養バランスを考えた食生活は、欧米諸国のみならず、最近では中国などアジアの国々からも注目されています。

ただ、一つこのポスターには、大きな問題があります。

それは、

このポスターの製作会社が



マクドナルド



っということです。


蝦夷猿たちの棲家
★A poster indicating "FOOD EDUCATION" presented by McDonalds


はい、FUKENKOU界の世界的なドン、マクド~ナルドです。

アンチ・ヘルシーの国際的な代表格、マクド~ナルドです。


ジャンクな味で、無性に食べたくなるときがある、

I am lovin' it

(みんな大好き)

マクド~ナルドです。


いや、この矛盾はなかなかおもしろいですよね。

みんなが、食に関する教育をうけ、それを実践したとしたら、それはマクドナルド・ジャパンが日本から撤退するときです。

米国では、肥満の原因として訴えられたマクドナルドが敗訴したぐらいです。

このポスターを真面目に捉える人がいるでしょうか?

いくら、住民の95%がヤンチャといっても、これを本気にする人はいないでしょう。





なんて思っていたら、


「マクドも、健康的な食べ物をつくることに関心があるんだよ!」


っと、十代か二十代前半の若ママたちがポスターを見て、子供たちに教えていました。


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いたわ!

しかも、すぐ側に!



あのポスターは、バランスよい食事を選択することを啓発するものであって、マクドナルド自体が健康食を作ることにはふれていないんですが・・・・・・・・・・。

なんて、突っ込みができるはずもなく、さすが岸和田(あ、言ちゃた)と、思うだけでした。

でも、岸和田という町のそんなところが好きだったりもします。

素直な方が多いのはいいことです。



っと、そんな愛くるしい一幕があった、翌々日、僕はお師匠の講演で神戸に行ってまいりました。

神戸は岸和田同様、僕が大好きな町のひとつです。

神戸駅では毎回マイナスイオンを感じることができます。

その理由は、読者の方の想像にお任せしますが、神戸といえば日本有数のセレブリティーな町としてのイメージもありますよね!?

僕だけか!?

とにもかくにも、お師匠の講演に参加するため、僕は一緒に参加する予定だった方と現地で待ち合わせしていたので、神戸にある大きな講演会場に行ってきました。

で、待ち合わせ時間の30分前についてしまった僕は、講演前に軽く昼食を食べたいと思い、会場周辺をウロウロしていました。

そんな僕の目の前に現れたものは、


蝦夷猿たちの棲家
★ A shop at the Kobe port

なんとなく、おしゃれな外観をもった小さなお店です。



これ近づくと、


蝦夷猿たちの棲家
★ A LAWSON at the Kobe port

なんと、ローソンでした!!!!!

ローソンが地域にあわせた外観を作ることは知っていましたが、

「神戸は、ローソンまでセレブか!?」


っと一人で突っ込まされたことはいうまでもありません。

っと、一人で突っ込んでも、ローソンを前に独り言を言っている危ない人なので、早速ローソンに入ろうとすると、


蝦夷猿たちの棲家
Closing doors of the LOWSON

まさかのお休みでした。



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「まじでか!?

今日、日曜日なんだけど!?

神戸、セレブすぎ!!!」



っと、一人叫ぶはめになったのはいうまでもありません。


いや、土地が違えば、いろいろ違うものですね・・・・・・・・。

結局、その日は、お昼抜きで講演に参加しました・・・・・・。


っということで、岸和田と神戸でみた衝撃的な事柄についての記事でした。

今回は、短い期間に、同じ関西といえど圧倒的に異なる文化を持つ2つの地域に行ったので、それぞれの地域が持つ雰囲気などを比べることができて、楽しかったです。

以前、県民性の本が話題になって、非常に売れていましたが、あまりあの手のエビデンスのない本は好きではありません。

ただ、地域差あるいは地域住民の性格を肌で感じることは面白いですよね。

ブログを読んでいただいている皆様の地域には、地域性を現す施設、物事に対する理解などがありますか?


※最後に、理解してくれる方のほうが多いと思いますが、今日の記事は僕がおもしろく書いているだけであり、岸和田の人全員、神戸のローソン全てを対象に書いているわけではありません。


いつも、こんなくだらないブログを読んでもらって感謝です。

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