英国のstudent visa(学生ビザ) | 蝦夷猿たちの棲家

蝦夷猿たちの棲家

英国での大学院生としての生活を綴った「蝦夷猿の英国留学記」の第2部として、この「蝦夷猿たちの棲家」をはじめています。

まったく性格も趣味も仕事も違う高校時代の友人たちが、描く日常です。

さてさて、僕は現在、一年半年間の滞在許可がおりているstudent visaを持っています。

はじめて、取得したのは日本ででした。

あの頃は2週間ほどで来ましたが、現在は6週間ほどかかるそうです(visa officeがマニラに移転したため)。

そして、一回目の延長の際には本当に苦労しました。

親の銀行口座の証明(6か月分)や手紙、自分の銀口座の証明(3か月分)と日本の大学の成績証明やイギリスでの英語コースの成績証明、そして、次のコースの入学許可書などを集め、さらにA420枚ほどの必要書類を書きこます。

そこまできて、ようやく郵送で申請するか、ホームオフィス(英国入国管理局)に直接行くかを決めます。ちなみに郵送の場合は250ポンドで平均して、3,4カ月かかります。ホームオフィスに行く場合は500ポンドで1週間ほどで新しいビザが手に入ります。

去年の冬はヨーロッパ旅行を計画していたので、3,4カ月なんて絶対に待っていられない僕は、泣く泣くホームオフィスを選択。

しかし、ここで問題、ホームオフィスに行くには電話で予約をしなければなりません。e-mail or faxやその他の手段は認められず・・・。

当時の僕のILETSのListeningのスコアーは5.5, speakingのスコアーは6.0・・・・・。


Let's try it!!!!!!


「プループループルー・・・・」(電話)

「ガッチャ・・・」(電話)


僕「Excuse me」(超緊張)

相手「this is uk home office...」


自動音声案内かい!!!!!!


まずここで問題!リスニングの悪い僕はいまいち、音声案内の指示が把握できない。

何回かかけなおすはめに・・・最終的にオーストラリア人のフラットメートに助けてもらい、音声案内の進み先がわかりました。


さあ、音声案内もわかったし気を取り直して、Let's try again!!!!


音声案内の通り進み、10分後

「プループループルー・・・・」(電話)

「ガッチャ・・・」(電話)


僕「Excuse me」(超緊張)

相手「現在、混雑しています。今しばらくお待ちを」


自動音声かい!!!!!


30分後

「プループループルー・・・・」(電話)

「ガッチャ・・・」(電話)


僕「Excuse me」(超緊張)

相手「現在、混雑しています。今しばらくお待ちを」


またかい!!!!


45分後

「プループループルー・・・・」(電話)

「ガッチャ・・・」(電話)


僕「Excuse me」(超緊張)

相手「どういったご用件で」


ついに来たー!


僕「ビザの延長の件で・・・」

相手「▽●◎↓◆」


やっべ全然わからへん・・・・。


僕「y・・・・e.....s」


とりあえずいっとけいっとけ!!


相手「▽●◎↓◆・・・指紋をとる・・・・▽●◎↓◆・・・・・・」


指紋をとられることを知っていた僕は、「問題ないので、いつ行けばいいですか?」と聞く。


相手「あ~待って、今ほかの電話が来た!違うところに回すから」


僕「???????」


その後

「プループループルー・・・・」(電話)

「ガッチャ・・・」(電話)

相手「こちらはvisa取得の質問コーナーです。お困りですか?」


ええ、困ってます!!!

自分の英語力のなさと、あなた方のテキトー対応に・・・・。

もちろん、この電話先では予約はできず振り出しに戻ります。


怒りをこらえつつ、とりあえずの流れがわかったと自分に言い聞かせ、


let's try again!!!!


「プループループルー・・・・」(電話)

「ガッチャ・・・」(電話)


相手「この電話サービスは五時までとなっております」


また自動音声かい!!!!!!そして時間切れって・・・・・


何なのこれ・・・・・・


結局、次の日、大学のビザ申請アシスタントの力も借りて、朝一で予約の電話をかけてやりました。

もちろん、すんなりいきましたよ・・・・・皆様のおかげで・・・・。


ある一人のアシスタントスタッフがいいまいた。

「なぜ、あなたは私と会話できるのに、電話の意味がわからないの・・・・?」


お前。。。。日本語を無理やり3カ月勉強させて、その後、俺の地元の方言と関西弁が混じった言葉を早く口でいったろうか!!!!


まあ、ともあれ、ホームオフィスにはいけることになりましたとさ。


これから、英国でビザを申請延長をする方へ

・音声サービスにあせらないこと。

・個々のスタッフにつながるまで30分から1時間はかかることを知っておく(時期によっては20分)

・そして、できるだけ周りの力を借りることをお勧めします。