ロンドンの治安 | 蝦夷猿たちの棲家

蝦夷猿たちの棲家

英国での大学院生としての生活を綴った「蝦夷猿の英国留学記」の第2部として、この「蝦夷猿たちの棲家」をはじめています。

まったく性格も趣味も仕事も違う高校時代の友人たちが、描く日常です。

今日はロンドンの街中にスペイン人の友達とぶらっと行ってきました。

ピカデリー横のあるパブの前で立ち話をしている時に事件は起きました。


左横から歩いてきた白人男性1が、僕と友達の間にジュースのペットボトルを落としてしまったらしく「Sorry」と言いながら僕らの間に割ってきました。

親切なスペイン人の友達はそれを拾ってあげようとしました。僕はその様子を見て、一瞬、おっちょこちょいな人だなっと思った程度ですが、

しっかし~、次の刹那、僕の後ろに気配が!!!!!

僕は背中掛けしていた、小さなショルダーバックをぐっと前に持ってくると同時に、後ろを振り返ると、

両手でいかにも僕のショルダーバックを触ろうとしていたもう一人の白人2がいます。


僕が「what?」というと、

白人2は「いや、なんでも・・・」

といい、歩いて行ってしまいまいた。


その後、何となく、いやな気がしていまいたが、予感的中でした。

10分後、彼らがピカデリーのど真ん中で、日本人っぽいカップルの間にジュースのペットボトルを落としているのを見つけました。もちろん彼女さんのうしろの例の白人2が!

しかし、彼女のカバンには鍵がついていたらしく、白人2開けられず・・・

そして、今度はすんごい勢いでダッシュして逃げていきました。


イギリスは必ずしも治安の悪い国ではないですが、ロンドンではすりが多発しているようです。

今日の彼らも、すり屋の一種でしょう。


ロンドンへの両行を計画している人は気をつけてくださいね。