ここでいきなりも3までくれば、いきなりでも何でもない。
でも、自分の気持ちの問題だからいいのさ。
またしても国内ドラマ。2本行っちゃうもんね。
「フェルマーの料理」と「舞妓さんちのまかないさん」。
数学者になることを諦めた男の子が、偶然出会った天才料理人の元で料理人としても道を極めていくお話。
そこに天才料理人の病気やら、お店の買収、仲間とのぶつかり合いなんかが絡んでくる。
料理は引き算(お洒落だっけ??)とか、○○出汁の黄金比とか言うくらいだから、多分数学的に考えると毎回同じに美味しいものが出来るのかもね。ない話じゃない。
出演者の演技の力みっぷりが凄かった。みんながみんな舞台で演じているようだった。そんな中でも、感じの悪い役で登場してくれた及川光博さんが今回も面白かったです。
何なんだろう、及川さんがイやな奴を演じるときのキザなピッタリ感。別に好きなわけじゃないけど、最後はまた負けちゃうんだろうなってほんのちょっとワクワクする(笑)。
そんな力の入った「フェルマーの料理」と真逆な「舞妓さんちのまかないさん」。
舞妓さんを目指して青森から京都にやって来たすみれとキヨ。
キヨは早々に舞妓への道を離脱し、屋形のまかないさんとなるお話。って、もちろんそれだけじゃないけどね。お話はもっと上手に語る方にお任せ。
キヨを演じた森七菜さんの雰囲気もあってか、全体がふわっとひだまりのような画像(言葉が分からない)?映像か。
すみれを演じた出口夏希さんも可愛らしかったし、男衆の北村有起哉さんもよかった。
北村さんはどんな役を演じても本当にお上手。今回はキヨが握ったおにぎりを食べるシーンがとても印象的。
登場人物が多めですが、個性的で芸達者な方ばかりです。そんな中、三谷幸喜さんまで出てくるとはね。笑っちゃった。三谷さんは出たがりだよね。
私は食べ物のドラマも好きです。自覚アリ。
どちらのドラマも漫画が原作で、実写に関しては賛否両論あるのでしょうが、漫画を読んでいない私には比べる対象がない。なので、よかったですよ、「舞妓さんちのまかないさん」。