3月8日土曜日、バルー第一中学校での1年9か月の活動が終了した。

10時から送別会をすることにしたので、それに合わせて学校に行く。
(インドネシアは誕生会や送別会などは、主役が開催する。させられる?)

最後なので浴衣を着ていった。

これが今日最大のミス。


はじめて参加するイベント事はいつも予想外の事が起こる。
たとえ送別会でも。



職員室につくと、
もうその瞬間から写真撮影大会。

「送別会が始まったのかな・・・?」


インドネシア人は写真大好きなのだが、

・写真を撮るのがとにかく下手(自分撮りのみ上手)
・際限なく撮りたがる
・2ショットを撮りたがる
・撮られる側も落ち着かない
・撮る合図を出さないからタイミングがわからない。

で、20分くらいが過ぎ去る。

いいかげん笑みも消えてくる。

「いかんいかん、これは自分のための送別会だ」



そしてその後、なんとプレゼントをもらった。

バティック

食べ物はあらかじめ断っておいたのだが
ちゃんと考慮されていて嬉しい。
笑みが戻る。



そしてここで本日のミス、その2。
話の流れ的に、ここで自分からのプレゼントを出してしまった。
(これは、自分が持って帰らない荷物たち。服など)


もうこれで大騒ぎ。


なぜならこれは、
彼らが1年9か月間待ちに待ったお楽しみタイム。

もう、ずっっっと前から「あれくれ、これくれ」攻撃を受け続けていた。
特にこの1~2週間は学校に行きたくなくなるほど。

(自分が持っているものは全てMade in Japanだと思っており
欲しくてしょうがない)


その時がついにやってきたのだ!

人数分は無いので、くじ引きにしたかったのだが
一瞬で無理だと判断。


もう時間限定ワゴンセールのように殺到されて
あっという間にボストンバッグ2個分が空になる。


お世話になった先生に渡したいものは瞬間的に隠して何を逃れた。
(そういう先生ほど謙虚でがっつかないので、
こういうものが当たりにくい)



自分としては本日のメインは
先日完成した写真集の受け渡しとメッセージ。


しかし職員室はもう騒然としている。

ササっと2つ以上もっていった先生がいる横で
「私の分がなんでないのよ?」と自分に詰めよる先生がいる。
突然、写真を撮るからと別方向に引っ張られる。



話があるから静かにするよう訴えても、もう全然ダメ。

「ミスターが話すから静かにして」という先生もいる

でも、もう舞い上がっちゃったこの集団を止めることは
誰にもできない。


どんな崩壊学級これ?



とりあえず昨日考えたメッセージを声を
張り上げて放したけど、
いちおう聞いていたけど、
本当の意味で伝わってはいないだろうなぁ。

心には全く響いていないと思う。


しかも最悪なことに、その本を代表して受け取ったのが校長。



ああぁぁぁ・・・

たぶん・・・

校長室に入ったら終わりだ。

もう誰も開くことは無い気がする。

(校長室に入ったら最後。
去年渡したJICAの2013年版カレンダーも、
まだ1枚もめくられていない。
かと言って壁からはずしてすらいない。)



ミスった。
完全にミスった。

ここまで簡単に舞い上がって、
収集つかなくなるなんて。


あとから考えれば簡単なことだった。
当然そうなるわ。

でも、前もって気付けなかった。



あ~あ、本はバルーではあまり役立ちそうにないな。


まぁ、しょうがないか。
ここはインドネシア、しかも田舎。
ちょーーーーーーーーーっとずつ変わっていくのが
彼らのテンポに合っている。

外部からの刺激では変われない。
急激すぎるんだわ。


理科教育だろうと
ポイ捨てをやめることだろうと
人の話を真面目に聞くことだろうと。


最後によくわかったよ。


そりゃそうだよね、
ここは南スラウェシ、バルー。

これを学んで1年9か月の活動は幕を閉じたのでした。
ちゃんちゃん。

これが自分の活動の集大成ってやつだろう。

理科教育の要請ではるばるやってきたが、
現場でそれは(あまり)求められず、
もっと大切なことが欠けている場所だった。

それに気づいて、かつ実際に行動を起こすのは
見えない壁をぶちやぶる行為だったので
なかなか初めの一歩が出ずにいた。


ずっと日本で生きてきたのでね、
ゼロから自分でやってみることに慣れていないんですよ。



でも、どうやらこれは「今考えれば」
初めからすることが決まっていたのかもしれない。

特に2年目以降の様々なイベント

・教え子、来バルー & コラボ授業
・友人、来バルー & レゴ シリアスプレイ
・高橋尚子さん、来バルー & 夢について
・山本敏晴さんの本「あなたの大切なものはなんですか」との出会い
 ※最後に「写真集にまとめる」と決めた時点で多大なインスピレーションをいただきました。
(・教師の教育への関心の無さ)

これらは全て自分を同じ方向に向けてくれたな。



「子どもたちに『自分たちには未来への無限の可能性がある』ということを気付いてもらう」

あぁ、これだな。
俺のやりたかったこと。



自分が終盤取り組んだのは
簡単に言えば「お絵かきプロジェクト」だ。

でも、自分も初めから「方向性はこれだ!」と気付いていたわけではない。
しかし、「これは今のインドネシアでは理科の勉強より優先するべき何か大切な事だ」という思いは持ちながらこのプロジェクトを行っていた。



そして、やればやるほど思いは確信へと変わる。
このプロジェクトを行ったクラスの生徒が、その時間を境に変わるのである。

考えられる理由をいくつか紹介しておきたい。

● このようなお題をだされたことが今までにない
  =これが、はじめて自分と真面目に向き合う経験。

※このようなお題とは、「ひとつの正解がない」「カンニングできない」「他人と同じが通じない」「模範解答がない」「自分の事を答えなければならない」などなど。インドネシアの学校での発問とは全てにおいて真逆。


● 文字ではなく絵に描くという行為
  =字ではなく実体で表す作業を通して
  より真剣に自分と向き合い、
  自分でも気づいていなかった自分が見えてくる。

● 実体化させるということ
  =頭の中のただの言葉だったものが明確なイメージに変わる。  

● 想像力を刺激される。
  =「夢を見ていいんだ」ということに気付く。

● 最後に一人ずつ写真撮影
  =お互いを知り、クラスの一体感が増す。
  真剣に描いたことは身に染みてわかっているので
  馬鹿にする子はいない。



などなどの理由で、明らかにギアチェンジしてしまった。
今までにこういった授業が一切なかったというのも大きいのだろう。

特に中学3年生は凄かった。
他学年にくらべて絵が力強い。
写真の表情も、ものすごくいい。


そしてインドネシアの教師に知ってほしい大切な事は、
これはクラスに差は無いということ。

(インドネシアは入試の成績で1組から順になる。
下位クラスほど教師は適当な態度になる)

↑彼女はクラスで言えばかなり下の方。しかしこの夢の大きさ。
さらに「Ambition=野心、大志」なんて力強い言葉(しかも英語!)を書いたのは、学校全体で彼女だけだ。

右下のクラス写真は絵を描いた直後。
みんな熱くなってしまっている。そして彼女は絵を離さない。


もちろんここに描いたものが絶対ではないだろう。
熱量も人それぞれだ。
ただ、「きっかけ」になればいいのだ。
それがあるか無いかで10年後は大違いだ。



プロジェクトには確かな思いがある。
でもこの写真集は、当然思いを込めて作ってはいるが、
半分は自己満と帰国後のバルー紹介のためだ。
生徒の絵だけではなく、バルーのさまざまの風景が収められている。


でも、完成したものをJICAのインドネシア人スタッフに見せたところ
こんなことを言ってくれた。

「そう、これが本当はインドネシアの先生たちがやらなきゃいけないことなの。子どもたちに自分の夢に気付かせてあげなくちゃ (ここで『発掘する』という意味の単語を言ったのがとても印象的。気付いていないだけで元々そこにあるというニュアンスなんだろう)。
この本をバルーの先生たちに紹介するときに、『なぜ絵に描かせたのか』の意味をちゃんと教えてあげてね。絵が上手って感想で終わらせてはダメ。」


あ、伝わってる。

写真集の感想ではなく、「お絵かきプロジェクト」をした理由にまでたどり着いている。

驚き。
嬉しい。


なぜ「お絵かきプロジェクト」をしているのか
ちゃんと話したことは無い。

でも、ここまで伝わる人もいる。


あとはこれをバルーの教師に理解させることができるだろうか。
それだけの語彙力をもっているのだろうか、自分は。

残りあと1日。

もしかするとこの本が、バルーの教育に変わるきっかけを与えるのか?

※この本は非売品です。
JICA「なんとかしなきゃ!プロジェクト」で
高橋尚子さんがバルーを訪問してくださいました!

って実はこれ1月中旬の話なんだけれども
FBのみでブログにはアップしていなかったので、
でも自分の活動のビッグイベントだったので、
今更ながらアップしておく。


年が明けてから自分は理科ではなく、
生徒に様々なテーマを「絵で表現」してもらう取り組みをしてきたのだが、
(幾度かブログにもUP済み)
そのテーマの中のひとつ「あなたの夢は何ですか?」を
高橋選手とコラボ授業で行った。



「絵で表現」プロジェクトを始めた経緯はこうだ。

年が明け、残りの活動期間が実質2カ月になったとき考えた。

「このまま理科の教材とかをちょいちょい作ったとして、
実際にどれほど生徒のためになるのだろうか?」


これまでの活動は、教師のスキルアップを計ることで
自分の帰国後もよりよい教育環境を子どもに与えられると考えていたが、
教師の本質は変わらないため、それは難しい話だと確信したからだ。

ならばせめて、今いる生徒にだけでも直接刺激を与えた方が良いのではないか?
しかも少ない時間で。


そう考えたときに必要なのは理科ではなかった。
それで活動方針をここにきてググッと変更したのだった。




インドネシアの学校教育は「夢」や「目標」「計画性」の大切さについて学ぶ機会がまったくない。
子ども等が勉強に意欲的になれない大きな理由のひとつである。
「なぜ」勉強するのか、誰も(おそらく教師も)答えられない。


目標がないので努力するモチベーションが湧かない。

さらには「考えさせる、発見させる」教育をしていないので、
考える機会が無く、考える能力が身につかない。

これでは自分で将来を探せない、選べない。


そういった恵まれていない環境の中で
自ら変わっていく力をつけるきっかけづくりとして
このような授業を始めた。

始めるのが遅かったので、「きっかけづくり」程度にしかならないが
やらないよりはマシだ。



話を戻そう。

今回はそのスペシャル版!!!



自分の夢を考えてもらう前に、
高橋選手がどのように夢を持ち、苦難を乗り越え、
夢を実現したのかを語っていただいた。
(今回はプロの通訳付!)

夢を実現させた人の話はものすごい説得力!

さらに実は高橋選手、学生時代はランナーではなく教員志望だったそうで話し方も実に上手!
子どもの心をわしづかみ!


バルーから世界やオリンピックのことは
はっきりいって想像できないくらい遠い話だが、
生徒たちも興味津々で聞いていた。
(ほんと録音して永久保存版にすればよかった・・・)



お話の後、自分の夢を描きました。
興味深い話の直後ということもあり
みんなすぐに集中して書き始めた。



何人かの生徒には
自分の夢について発表もしてもらった。

「正解がない」「自分の考え」を発表することがない教育事情なので、
こんなふうにお互いの考えを発表しあうことだけでも
非常に新鮮かつ意味がある時間。



そしてそして!

なんと高橋選手にも、今持っている夢の絵を描いていただきました!

「オリンピック金メダル」という大きな夢を実現させたあとも
さらに次の夢を見つけ、それに向けてまい進している姿が素敵すぎる。
そしてなんだか自分も勇気をもらった気がした。

高橋選手の夢
「たくさんの友だちを作りながら、世界を走って周る」

Qちゃんを先頭に、それに続く地球を周っている一人ひとりは
生徒が描いている。
(ちゃっかり自分も一緒に走っていたりして・・・)


この絵は当然授業後、いただきました~!
ラミネートして永久保存版確定!



この日に描いた絵を大切にとっておいて、
実現させてくれる子が一人でもいたら嬉しいなぁ。

ふー、おわったおわった。
配属先(バルー第一中学校)での最終報告会がおわった。
さすが校長!はずさんな~。だった。


こんな記事はUPしない方がいいのは承知の上で
しかし活動の節目でもあるのでその記録として、
そして今までインドネシアの悪い印象が広まらないよう配慮していたが、校長が今日はあきらかにやりすぎたので、書かせていただく。



今日(3月4日)は、この1年9か月の自分の活動のまとめと、
この学校やインドネシアの教育について
自分なりに気付いた問題点と改善案を提案させてもらった。

この1年9か月間の活動の集大成である。
最後なので失礼でも遠慮はしないと決めている。

ゆえに後半部分の内容はインドネシアの先生方、
特に適当にやっている人たちにとって耳が痛い。

なので、相手が怒らないかちょっとドキドキ



ちなみにうちの学校は、はっきり言って腐っている。
教頭がめっちゃ頑張り屋さんで素晴らしい人なのだが校長が
KING OF ダメ人間。

うん、ある意味学校のTOPだよ。
興味対象は「たばこ、金、コネ」。
というか「金とコネ」があったから、ここの校長をしている人間。


だから今日のプレゼンは教頭に聞いてもらってこそ意味がある。
校長は何も変えない、変わらない。


しかし!
非常に残念なことに、
教頭は先週から体調を崩しており本日も欠席・・・

Oh no....心配。。。



そして校長は・・・!
うっかり他の予定いれてやがった!

あ~でたでた。
でもね、うん、予想の範囲内だよ。
校内にいたから許す。

(今回はJICAのジャカルタスタッフとインドネシア人のローカルスタッフがわざわざ来ているので、「時間変更」とか「やっぱり明日」は不可能。一応それは知っているはず)



とりあえず校長を発見し校長室にいくが、
校長はあいかわらず「Aa」とか「Iya」とかしか言わん。
あいかわらず何も考えてねーな。
赴任した時からずっとこんな風。


それで、どこでプレゼンする?ってなったんだが、
教頭欠席の今、この校長一人に聞いてもらっても
はっきり言って何の意味もない。

パワポは全教員に見せるようには作っていない。
管理職用と思いズバズバ書いた。
しかし、炎上覚悟で「職員室」で行うことにした。



そして、職員室にてプレゼン。
パワポを使ってみなさんにね。
といっても授業中なので、そんなにたくさんの先生がいるわけではない。


幸運だったのは、ダメダメ人間よりも
真面目に働いている先生の数の方が多くいたこと。
これは本当にラッキーだった。


前半の、自分の活動報告は山場ではない。
すんなり終わる。



問題はその後の「問題点の指摘と改善案の提案」


「年齢」「学歴」「金」「コネ」が重要なインドネシア公務員社会で、
まだ30代前半の大学院にも行っていない
とうぜんメッカ巡礼にも行っていない外国人が、
「みんなある意味わかっちゃいるけど改める気なんてさらさら無い、
インドネシア教育のダメダメな部分」を
まあ遠慮なく指摘するわけだ。

しかも実際に、ここの先生方に言われた
とんでもエピソードを例に出しつつ。


もちろんこの他に授業の改善案などの内容もある。


先生によって同意してくれたり、不機嫌な顔になるのがいて
それを見ながら話すのは失礼ながら楽しかった~。



で、学校運営についても数点あったのだが、
「学校予算は生徒の為に使いましょう」
ってのも当然言った。

校長の聞いている前でスパッと言った。


まぁこれを言ったとき、職員室がほんの一瞬「あ!」みたいな
変な空気になったのに気付いたが、
サラッとやりすごす。

でも、その後まもなく校長、フラーッとどっか行きよった!

それは「黒」と判断させてもらっていいのかな?

つーかこれ、最終報告会なんだからお前が退席してどうすんだよ。
普通、最後に校長からの挨拶とかコメントがある流れだろうが。



そのあとも失礼な指摘と、「こうしてみたら?」って提案が続く。
身内では口に出すのもタブー的な内容に、
考えさせられることや気付くことも多かったのではないだろうか。

最後まで聞いていた先生たちにとってはね!



で、、、

プレゼン終わっても校長戻らず。
その後校長室で待っていても結局校長は帰ってこなかった。
てか、車がなくなってたので、どっか行きやがった。

JICAスタッフから校長への最後のあいさつ等も結局できず終了~

チーン・・・



あ~あ、きっとこの学校は今後もあまり変化しないんだろうなぁ。
校長が本当にクズすぎるよ・・・

(インドネシアは公立学校でも校長=王様。日本では考えられないレベルで、良くなるのも悪くなるのも校長次第。まあ、良くなる例はレアなのだが・・・)



君のおかげで、本当に本当に大変な1年9か月でした。
あなたがつくりあげたこの学校環境は
反面教師としていろいろ自分に教えてくれたよ。

ブログには書いていないけど、
30歳過ぎてから「登校拒否」というのも経験させてもらった。
これはほんと、今後に活かせそうな貴重な体験だった。
そうかそうか、こんな気持ちになるものなのかと。

ほんとあんたが校長のおかげで、
超笑顔でこの学校をでていけそうだよ。
最後に「ありがとう」を言えるか心配だよ。


そして教頭、がんばれ~!!!
本当に応援しているよ!!!
いつか校長になって、この学校を変えてくれ!
ここじゃなくても、どこか一校救ってくれ!

以前教頭と話したエピソードが忘れられない。

私  「教頭、なんで校長にならないの?絶対いい学校になるよ」
教頭 「無理だな。俺には金とコネがないんだよ」

うう・・・泣ける。



ついに今週の土曜日(3月8日)、バルーを離れます。

まあこれは日本人ならば誰もが持って行くものだと思いますがね、やっぱり必需品ですよ。


「デジタルカメラ」


そしてできればタブレットとかの「おまけカメラ」ではない方がいい。

画素数で1000万画素!とか言ってても

結局あの小さいレンズとセンサーでは

撮れる写真の限界は知れています。


で、自分が持って行ったカメラはこの2台!



「Olympus  Tough  TG-1, TG-2」

これはオリンパスが出している

防水防塵耐衝撃デジカメです。

カメラのG-shock的なやつですね。


とにかく雑に扱ってもまず壊れることがないので

非常に使い勝手がいいです。


汚れたら水洗いできるってのが素敵すぎます。



そしてこいつはダイビング用のハウジングも売られています。

自分、こっちに来てダイバーになったので

ハウジングを買っちゃいました。

気付いたらライトも買ってました。


メンテを雑にしていたら、

一度だけ浸水していたことがあったんですが

そこはTough。


ハウジング内に水が入ったけど「それで?」って感じでした。


頼もしい!




ちなみにTG-1、飛行機で預け荷物に入れたら盗まれたんですよ。

空港関係者のモラルの無さに失望しつつも

すぐに新モデルのTG-2を手に入れました。

だってハウジングとかあるんだし。


観光地でみる欧米人も、けっこうこのカメラを使っていますね。




サンプル写真館

①バリ島トランベンにて

ナイトダイブじゃないですよ。

魚とサンゴのコントラストがきれい。




②バリ島アメッドにて

水深10mくらいだっけ?

上を見上げるとウミガメ様が真上からダイブしてきました。

人懐っこいのはいいけど焦った!




もう一台。こっちが主力です。

「Olympus PEN E-P5」

別にオリンパスの回し者ではありません。

ちょうど一時帰国したときに新発売だったんですよ。

半年前くらいから狙っていました。

いわゆるミラーレス一眼。


描写力でフルサイズのカメラには全然敵いませんが、

コンデジとは雲泥の差です。

フルサイズは大きすぎて買う気にならなかったので
これが自分的にジャストサイズ。


レンズを交換できるってのもメリットですよね。




海外には日本では絶対にお目にかかれない景色や文化がいっぱいなので、「記録用」以上の性能のカメラがついつい欲しくなります。


これのおかげで、コンデジでは撮れない素敵写真がたくさん撮れました。



ちなみにインドネシアでカメラと言えば

CANONとNIKONです。

実はOlympusも入っていますが、
スラウェシの人々は知りません。


なのでカメラを持ってると

「CANONか?NIKONか?」ってメチャ聞かれます。

で、Olympusって答えると知らないもんだから

「あっそ」っつって急に興味がなくなるか

「なんだMade in Chinaか」とか言われます。



なんかイラッとくるけど、

その後の「くれくれ攻撃」に合わないのは利点。




サンプル写真館

①バルーの岸壁にて

カメラをもってフラフラしてると

老若男女とわず「自分を撮ってくれ!そしてFBにアップするんだ!」ってきます。

日本ではありえないよね。


しかも女子はこの年齢でもポージングばっちりっていう。




②うちの庭から

ホームステイの庭から天の川とさそり座を捉えました。

たぶん協力隊が行く地域ってモンゴルとか中国は置いといて

多くの場合、星ドーン!!って場所でしょう。


星が撮れるレンズを持って行くとすばらしい写真がいっぱい撮れます。

しかも南半球ならば日本では見られない星&アングルで。