今回は、シリーズ番外編

「せっかくもってきたのに全く使わなかったもの」を紹介します。



協力隊に派遣されるときの飛行機の荷物制限

預け荷物:23kg×2個

これ、結構な足かせになります。



ゆえに荷物を厳選したいところですが
あれもこれも持って行きたい。

でも大切だと思っていたのに
実際には一度も使わない道具もあるわけです。

これは
・インドネシア派遣
・理数科教師、中学校配属
・男性
の私が感じたものです。
国が変わればまた事情も異なるのかもしれません。



① 訓練中に使用した語学の教科書

インドネシアに入ってからも
1か月間の現地語学訓練があります。
でも、やっぱり不安。

いちおう持って行く。

ところが、インドネシアで開いたことは
結局一度もありませんでした。

ま、現地に入ってしまえば
そんなもんです。



② スーツ

とりあえず正装必要ですよね。

ところがしかし、インドネシアの正装はバティック。
これがスーツよりも上。

都会ではスーツのビジネスマンもいるけど、
スラウェシでスーツ&ネクタイの人は
一度も見たことがありません。

しかも、白Yシャツ+黒パンツスタイルは
なんとこっちの研修生スタイル。

容赦なく誤解され、舐められます。

それに暑いし。

まだ何もわからなかった
初めの1週間くらいは使ったかな。



③ 革靴

これは、必要っちゃ必要。
年に3,4回くらいは履くかな?

どうでもいい安物で十分。
または現地調達。



④ 日本の学校の教科書

これは絶対使うと思ったんだけどなぁ。
でもインターネットで事足りる。

参考書は使ったな。

本はほんとに重いので、厳選しましょう。

あ、暇つぶし読書用の本も
過去の隊員の置き土産が
本屋なみの品ぞろえで置いてあります。



⑤ シャンプー、ボディーソープなどの風呂セット

これは「お世話にならなかった」わけではなく、
「わざわざ日本から運ばなくても良かった道具。

インドネシアで普通に買える。
コンビニもある。

ただしよくわからないメーカーのは
泡立ちが悪かったり、
流しても流しても泡のヌルヌルがとれなかったりします。

本とならんで重たいので、
重量オーバーならこれを省いてしまいましょう。



ま、クオリティー重視なものは日本から持ち込み。
クオリティー低くてもいいならインドネシアでも
大体のものはそろいます。

NIKEやadidasはおろか
ChanelやLouis vittonまで、
都会に行けば本物も偽物もいっぱい。
田舎では偽物しか存在しませんが。

ジャカルタには無印良品もユニクロもありますよ。

日本より高額だし、
JICAから支給される活動費生活では
高級品ですけどね。


帰国時には、
こっちで買った捨てたくないものや
お土産たちで重たくなります。

捨てたりあげたりできるものを持ってくるとGoodでしょう。