痛い…痛い…
もうそれしか考えられず、午前中の早い時間の手術だった為、眠いと痛いの狭間を朦朧とした意識の中で感じていた。
痛みの感じ方としては生理痛の酷い感じ、下痢のような痛い感じと言った方が分かりやすいだろうか。
一般的に言われている痛みの感じ方は私にも例外なくやってきたという感想だった。
術後約24時間で回復室から一般の部屋に移る事になったが痛みのあまり体が少しも動かない。
脚は痛みは無いものの酷く浮腫んで動かしづらい。
リクライニングベッドだった為、痛みに耐えつつ少しずつ動かし起き上がろうとしたがその直後に目眩に襲われる。
自力で起き上がり自分の力で病室に移動する事が目標であったが困難と判断され車椅子で移動する事になった。
何とかベッドから足を下ろしたものの立ち上がれない。
痛みで唸りながらヨボヨボのおばあさんな気持ちで少しだけ腰を浮かせ車椅子に乗り、病室に戻った。
部屋に戻ってからも体を倒す事が出来ずしばらくベッドで座っていたが、帝王切開の傷と子宮収縮の状態を確認すると言われ、激痛の中横たわる。
2時間に1度はトイレに行くように言われていた為、絶望感の中、ベッドで横たわる、トイレに歩いて行くを1日繰り返した。
痛み止めの座薬のボルタレンは全く効果が見込めなかった。