こんにちは。波瑠です。

 

20世紀を代表するロックバンドと言えば、「ビートルズ(Beatles)」ですよね。

イギリスのリヴァプール出身。アルバム『アビーロード【Abbey Road)』のジャケットはとても有名。

ちなみに、アビーロードは、ロンドンに実在する道の名前です。

 

アビーロード

 

ビートルズのゆかりの国 イギリスをいつかは、訪れたいって思っている方も多いはず。

私もアビーロードでジャケットと同じ写真をとるのが夢だったりします。

ところで、彼らの下積み時代を支えたのは、イギリスじゃないってご存知ですか??

 

実は、ドイツ北部の港町ハンブルクでの1万時間以上にわたる演奏経験が彼らの大成功の礎になりました。

今日は、ビートルズのハンブルク下積み時代について、紹介したいと思います。

 


 

【儲け話で、ハンブルクへ。劣悪な環境に衝撃。】

 

デビュー前、リヴァプールで巡業していた彼らは、「ハンブルクで稼げる仕事がある」という話に飛びつきました。意気揚々と向かった場所は、ドイツを代表する歓楽街にある「インドラ・クラブ」というナイトハウス。宿泊は、映画館の舞台裏。1日、5~6時間、長くて8時間毎日演奏をするという過酷な労働条件でした。そりゃお金がいいわけだと即理解したそうです。

お客は、ストリップと酒が目当てで来ているので、彼らの演奏を聞く気がありません。まったく盛り上がらない演奏が、逆に彼らの闘争心に火をつけます。

 

 

 

【ライブを盛り上げるためには何でもやる】

 

何とかして、ライブを盛り上げようと、大声でシャウトしたり、激しく体を動かしてステージを動き回ったり、時にはパンツ1枚で登場し、観客の笑いを誘ったり、ウケることなら何でもやる精神で、徐々にお客の心をつかんでいきます。長時間のライブを持たせるために、オリジナル曲やアレンジのバリエーションも増やしていきます。ハンブルクは、港町。世界各国から人々がやってきます。世界中の音楽を聞き、耳が超えている人々に、どうしたら自分たちの音楽が受け入れられるのか??試行錯誤を繰り返したそうです。ハンブルクでの厳しい経験がなかったら、彼らの成功はなかったかもしれないですね。

 



【ハンブルクに今も残るライブハウスたち】

 

ビートルズを育てたドイツ・ハンブルクのライブハウスは、今も現存しております。ヨーロッパを代表する歓楽街「レーパーバーン(Reeperbahn)」の中にあり、最初に演奏していた「インドラ・クラブ」と、その次に演奏していた「カイザーケラー」は、同じ通りにあります。ビートルズ広場と名付けられた広場もあり、そこには、ビートルズのモニュメントがあります。レーパーバーンにとっても、ビートルズの影響は大きかったようです。

歓楽街でありながら、風俗店・カフェ・アダルトショップ・ファストフード店といった、様々な店が並列しており、新宿歌舞伎町をはるかに上回るスケールの大きさです。

ビートルズファンの人も、そうでない人も一度行く価値あり。世界が広がりますよ笑。

比較的治安の良いドイツですが、レーパーバーンはスリなどトラブルも多いので、行かれる際は身の回りのものに注意を払ってください。

 




ハンブルクは、ドイツ第2の都市、水と緑に囲まれた美しい港町です。

最近世界遺産に登録された「倉庫街」や日曜の「魚市場(Fishmarukt)」等見どころもたくさんあります。

最近は、サッカーの酒井高徳選手が所属するサッカーチームがあることでも有名です。

 

 

ビートルズのゆかりの地を訪れながら、美しい町並みを堪能してみてください。

 

 ハンブルクのへの旅行を計画したい際はこちらのサイトがおすすめです。

https://www.tripadvisor.jp/Tourism-g187331-Hamburg-Vacations.html