こんにちは。波瑠です。

 

山口絵里子さんという方をご存知でしょうか。

実は、私昔から大ファンなんです。

 

「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をコンセプトに、バングラディッシュやネパールの伝統工芸を用いたバッグやアクセサリーを生産・販売している会社「Motherhouse(マザーハウス)」立ち上げた方です。

 


創業から約10年で、国内外で、30店舗以上を展開。

「フジサンケイ女性起業家支援プロジェクト2006」最優秀賞受賞。

「Young Global Leaders 2008」選出。

シュワブ財団「Social Entrepreneur of the Year in Japan 2011」日本代表受賞。

2012年には、内閣府から「世界で活躍し「日本」を発信する日本人」の1人に選ばれています。

 

華々しい結果を出されており、すごい才能の持ち主だ!!って思われる方も多いかもしれません。

私は、「想いの強さで、すべての道を切り開いてきた方」だと思っています。

知れば知るほど、応援したくなる山口さんの魅力をご紹介したいと思います。

 


【魅力① 現地現物!!自らの目で見て確かめる度胸】


山口さんは、将来は、国際機関で開発援助に関わる仕事がしたいという想いから、大学在外中に米州開発銀行でのインターンに応募されます。ダメもとだったにも関わらず、採用!!開発援助の現場にいながら、現地が見えない援助に疑問を感じられたそうです。

「現場を知らなければ、貧困を解決することはできない。」

そうした思いから、「アジア 最貧国」で検索されたバングラディッシュに飛び込み、現地の状況を目の当たりにし、「何かできることはないか」と周りの反対を押し切り、バングラディッシュに身を置くことを決断されます。

女性が、1人で、最貧国に行くなんて、スリだけでなく、下手するとレイプなどにあうリスクがあると思います。にもかかわらず、現地現物で、貧困を解決したいという強い想いを持って、単身現地に渡られるなんて、すごい度胸のある方だなぁと感じました。


 

 

【魅力② ジュートに出会い、ジュートバッグを日本に広めようとする行動力】


バングラディッシュで、ジュートに出会い、この素材をもとに最高のバッグを日本に広めようと決心されます。途上国であるもので、魅力的な商品を作ることで、輸出を促進し、現地の人たちの経済的自立を促進しよう。その思いを胸に、自分で書いたバッグのデザインとバイトで貯めたわずかなお金をもって、バッグ工場を周られます。何十件回っても全く相手にしてもらえなかったそうで、何度も心が折られそうになりながら、帰国直前にパートナーを見つけます。日本で認められる品質になるまで、何度も何度も試行錯誤を繰り返し、ようやく160個のバッグが出来上がります。これだって、思いついて即行動に移す行動力が、本当に尊敬に値します。



 

 

【魅力③ 160個のバッグを手売り、大きな裏切りに合ってもめげない情熱と精神力】


160個のバッグを日本に持ち帰った山口さんは、なんと自分1人の力で、160個のバッグを売り切ります。ウェブサイトの立ち上げ、友達への紹介、飛び込み営業。すべてが手探りの中、できることはなんでもやられたのだと思います。なんと2ヵ月ですべてのバッグを売り切ったそうです。2度目は、650個のバッグを生産し、日本で販売しました。しかし、2007年政情不安の中、デモが過激化、ようやく工場に戻れたときには、全員に逃げられ、誰ひとりとして、残っていなかったそうです。また裏切られたと途方にくれながらも、ここで逃げたら何の意味もなさないと、再び1からスタートをさせることを決意さます。その後、フルタイムで働ける現地スタッフを雇い、日本でも店舗をだし、現在のMotherhouseへと発展していきます。素敵なバッグを世に広めたいという情熱と不屈の精神力が、今のMotherhouseの原点なんだと思います。



 

山口さんから、

上手くいくまで努力することの大切さ。

情熱さえ失わなければ、なんでも成し遂げることができること。

を学ばせていただく気がします。

 

彼女を知ったのは、大学生の時です。

自分とそんなに歳の変わらない方(実は5つしか変わりません笑)が、行動に移されていてすごいなぁって感じましたし、

社会人になったらMotherhouseのバッグを買うのが夢でした。

 

そんな夢も叶い、1年前にMotherhouseのバッグを手に入れました。それがこちらです。


https://www.mother-house.jp/event-campaign/yozora/

 


肩掛けでもリュックでも使え、大容量なので、仕事の時に大変助かっています。

とても丈夫で、かなり荷物を入れておりますが、全く痛む気配がありません。

 

山口さんの想いが形になった製品をぜひ一度手に取ってみてください。クオリティーの高さに驚きますよ。

 

もっと山口さんのことについて、知りたいってかたは、ご自身の著書「裸でも生きる」を読まれるととても良いと思います。


裸でも生きる

 https://www.amazon.co.jp/裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記-講談社BIZ-山口-絵理子/dp/4062820641


 

参考:Motherhouse HP 

https://www.mother-house.jp/