当たり前ですが

天は上にあり、地は下にあります。



地は様々なものを乗せる

のが役割であるという

状況は不変なもの。



易の乾は、動いてやまない

何にも阻害されない強さを

表しています


坤は受動的で自発的な

行動はしないもの


と説明されています。




乾の明々白々とした


命令は目的がわかり易く


惑いがないから



順応性があれば、同じ意志の


持ち主が集まり結果も出しやすい。



結果が出れば


私も、私もとますます人が


集まります。



危害など加えるわけも無いため


そのような結果を出し続ける形は


維持出来るという考えが理想だと


教えています。





しかし、誰もがとはいかず


常人には到底不可能だから


失敗したり、騙したり、ズルを


する人が現れたり



わざわざ分かりにくい言葉を


つらつらと語ったりします。





誰もが役割を認識し


惑わず目的、目標に迎えたら


揉め事や、パワハラだとか


は有り得ないと言うことなんだろうなと


繫辞伝を読みながら感じています。




自己育成、自己革新、進化を

目指す人ばかりなら

腹を探ったり探られたりもなく



相手を押さえつけたり

支配したりされたりは

無いはずだが




人の気は天地の気のように


変わらないものではないから


自分の環境をどう守るか本気に


ならないと決断できず悩んでばかりに


なります。