歴史問題 日本の行動を要求 温首相、初の国会演説
相変わらず中国という国は中華思想から抜け出せない国ですね。まあ、これでも中国としては精一杯気を使っているのでしょうが、35分の演説であれだけ日中間の交流の歴史に時間を割かれると、なんだか中国文化が相当、かなり相当現在の日本に影響を与えてきました~と恩着せがましく聞こえてしまったのは私だけでしょうか。
もちろん温首相の言われる通り、遣唐使から始まって多くの文化、物、技術が日本に渡り、日本はそれを独自の文化と融合・昇華させてきました。ま、日本人の得意とするところです。大航海時代以降、入ってきた西洋文明も然りです。一方中国は社会主義・共産主義・一党独裁が立ち行かなくなり、経済力強化の為の民主化を中国的な解釈と方法で導入しています。つまり西側諸国の手法を取り入れてるわけで、それ自体は極自然で適当と思われます。でも、いかなる民主主義国家もこういった中国に恩はきせません。もっと言えばODAなんかについてもまったく言いません。
小泉政権下で、最悪の関係となり、実際困ってしまったのは中国です。また、国内での求心力の為、愛国主義を称え、反日教育を煽り、靖国参拝を外交カードにしたのは中国です。そして今、東シナ海のガス油田問題、環境問題、インドを始めとする隣接する周辺諸国との軍事問題、国際社会に対しておもいっきり面子を潰された北朝鮮問題、そしてなによりもアメリカとのパワーバランスと13億の国民を抱える経済問題、といづれも日本の力無くしては到底解決できない難問が山積しています。
「そんなの日本に関係ない。知らない」とは日本は言いません。中国が困っていれば手を貸すでしょう。でも、一連の流れからしてちょっと中国は都合が良すぎると感じます。はっきり言って、戦時下の行為は平時のそれとは別モノとして捉えなければなりません。「それこそ都合が良すぎる」と反論が出そうですが、はっきり違います。平時の法治国家における殺人は違法ですから。そして常に歴史は勝者によって書かれます。中国は「大日本帝国が中国を侵略した歴史を反省し、謝罪したのは評価するが、靖国に参拝するとは、言ってることとやってることが違うじゃないか!」と言ってるわけですね。違くないし、謝罪もしたのだからもう終わったことです。そんなもん、ほっといたらどんだけでも引っ張られますよ。中国の論理だと永久属国じゃないですか。
私は中国留学の経験もあり、中国語も話します。もともとオーストラリアに留学していてその後も仕事も含め20カ国近く色々な国を訪れました。そんな中唯一カルチャーショックというものを受けたのが中国でした。中国は一筋縄ではいきません。もちろん日本人の感覚なんか通用するはずもありません。「同じアジアだし、漢字だし、似てるだろ」な~んて思ってるととんでもないことになります。異文化も異文化、異次元かと思う異文化です。見た目が近いだけに余計そのギャップを感じるのかもしれません。ともあれ、そんな中国と上手く、対等に経済協力が出来、諸問題を解決できたら本当に素敵だと思います。安倍総理、頑張れますか?