第二十四話 外伝 「ツイオク」
ワタヌキの小学校6年生時代のお話…。
この頃から既に一人で自炊生活していたワタヌキ。
この時はまだ心霊現象という認識が薄く、漠然と危険を感じていただけのワタヌキ。
最初はマネキンだと思っていたその白い手に、しつこく追い駆けられてようやく異様な気配を察知したワタヌキ。
そのピンチを救ってくれたのは、桜並木の木の上に居た少年…。
桜の木の上には来られない白い手…少年のアドバイスで、手元にあった買った塩を撒いて御払いに成功したワタヌキ。
すっかり意気投合したワタヌキと少年…どうやら少年にも他の人には見えないモノが見えるらしい…。
ワタヌキの名字を訊いて、四月一日は自分にとっても特別な日と言う少年。…そしてちょくちょく会うようになった二人。
ある日ワタヌキの家へ遊びにやって来た少年…ワタヌキが招待したのだけど、やっぱりワタヌキはこの時から既にワタヌキだった。
少年も感心してたけど、自炊で一人暮しは勿論だけど…お世話になっている親代わりの管理人さんのバースデーケーキまで手作り。
少年に料理の才能があると言われ、料理は前から好きなんだと言うワタヌキ…その根底になるのはどうやら
「一緒にご飯を食べると、何だか仲良くなれる気がするからかな…」とワタヌキの言葉…っ。
そしてもうすぐ四月一日のワタヌキの誕生日…何かプレゼントしたいという少年。
それに対しワタヌキも、せっかくだから料理を用意してお花見をしようと提案…少し困惑顔の少年…。
その日までの日々…数々出くわすアヤカシに対しての、色々な知識を教えてもらうワタヌキ。
四月一日はワタヌキの中学の入学式っ…それが終わったらあの桜の木の上で、一緒にお弁当を食べようと少年と約束したワタヌキは、当日早朝から起きてお弁当の用意…。
そして約束の時間より少し早く来たワタヌキ…するとまたあの白い手の姿が…!
しかもいつの間にか無数の白い手が…驚くワタヌキを取り囲む白い手の集団!!
そして次の瞬間、一斉に襲いかかって来る無数の白い手…っ、絶体絶命の危機のワタヌキを救ってくれたのは少年…!
…だけどその少年の周りの気配も!?
かつて神隠しの噂があったというこの場所…あの白い手は…。
少年も七年前の四月一日に、ここで神隠しに遭ったのだという…。
そして今日ここから消えるという少年は、先ほど白い手を撃破した(祓った)力の源をワタヌキに渡す…それは小さな白い欠片…少年の骨…。
最後に渡せて良かったと言う少年に「せっかく仲良くなれたと思ったのに…」とワタヌキ…。
「ごめん、さよならだ…君と友達になってとても嬉しかった」と徐々に姿が薄れゆく少年が言う…。
するとワタヌキが語気を強めて言う…「違うよ…ずっと友達だろうっっ…!」
「うん」微かに微笑む少年…そして桜の花びらと共に天高く舞い消えた少年…っ。
もうここでジーンと涙が…そして喉の奥がジーンと痛くなりましたっ(涙)。
そして高校生になったワタヌキは…今までなんとか無事にやって来れたのも、あの骨のお陰だとシミジミしながら桜の木を見上げ…今はもう擦り減って無くなった骨。
…が、イキナリ侑子登場で一気に華やぐ場面。
今日は四月一日、ワタヌキの誕生日っ。
ひまわりちゃんに百目鬼、モコナも勢揃いっ!
バーベキューセットと材料は用意万端!…それを準備・調理するのはやっぱりワタヌキの役目という事で。
いつものパターン…侑子たらつい本音…「ついでに祝うワタヌキの誕生日」。
ルール無用の焼肉残虐バトル。
文句垂れながらも雑用をこなすワタヌキだけど、満更でもなさそうで…そんなワタヌキに侑子さんがサラリと言う…
「ワタヌキ、一緒にご飯を食べられる人が居るっていいもんでしょっ」
「…はいっ」…少し考えニッコリ笑顔で応えるワタヌキ。
ついにxxxHOLiC終わっちゃいました・・・・。
ワタヌキwww!!
百目鬼wwww!!
もう会えないのね・・・。
寂じいよwww!!
もっと早くxxxHOLiCくと出会えていれば・・・。
もうワタヌキカワユス(///∇//)
百目鬼カッコヨス(//・_・//)
あぁあ~。
終わっちゃったよ・・・。
これから自分どうしようかな~。
何とか生きます。










