第二十一話「いつかカボチャになる日まで」
その馬車はいつかカボチャになる。
でも魔法の呪文を唱えたのは魔女のお婆さんじゃない――――
クラスでの話し合い。
かくかくしかじかでハロウィンの仮装パーティで、れんげの提案により
クラスでハロウィンスペシャル肝試し大会をすることになった!
えー、途中で逃げ出した者は臆病大臣として校内新聞の一面を
飾っていただくとか。が、どうやらクラスの委員長は
乗り気でない様子で血の気を引かせていたが、周りは既にみんな乗り気。
委員長が必死にハルヒにサインを送っていたが鈍感なハルヒに
気付かれることはなく、肝試しは満場一致で決定するのであった。。
ホスト部もすっかりハロウィンムード。
そこへやってきた双子達はハロウィン当日まで部活を休むという。
その理由とはクラスイベントの準備のためとのこと。
環はハルヒまで連れて行くなと抗議するが、二人のお決まり台詞。
「だってハルヒも同じクラスだもん」
「夜の学校でスペシャル肝試し大会やるんだもん」
そして始まった久々の環の脳内劇場。またいい加減な(笑)
「うちの子に夜遊びさせるなどお父さんは絶対に許しませんよ!」
これが環の魔法の呪文。ハルヒは娘、僕たちは家族としてイメージしてる。
ハルヒを連れていかれて嘆く環の元に現れたのは猫澤先輩。
「底なしの恐怖をお求めなら、我々黒魔術部が
一役買わないわけにはいきませんね」
楽しそうなクラスのメンバーの中で一人暗いムードを放つ委員長。
委員長はとにかく暗いところや怖いものが苦手らしい。
「頼む藤岡、明日は同じ班になってくれ!何となく君の側なら
その平常心が伝染して落ち着けるような気がするんだよー!!」
それはいくらなんでも無茶な(笑)
とにかく必死な委員長だが、そんな楽しい話を双子が
聞いていないはずがなく、無理矢理委員長とハルヒは
双子と一緒の班にされてしまうのだった。
そして迎えたハロウィン当日の夜。脅かし役の最中に、
双子に怖い話を聞かされすっかり怯える委員長にハルヒが出したのは
『怖い状況を切り抜ける108の方法』という本。
しかし肝心の本の内容はというと、
その1.耐えていればいつか終わる
その2.バーサレと10回唱える
その3.見えてても見えないフリをする
怖がり帰ろうとする委員長に、副委員長に笑われてもいいの?と切り出す馨。
どうやら委員長は副委員長のことが好きらしく、今回のことを
拒否できなかったのも彼女が肝試しを楽しみにしていたからだったのだ。
「いやだ純情路線だ」「いじめてはいけない国の人だ」
「「あぁ、己の穢れが浮き彫りに~」」
どうやら双子にもその程度の分別は付くようで。
ちなみに環はいじめてもいいタイプのピュアさんらしい
そんな時、階段の上から骸骨の頭が!
他のチームの仕業かと思い、光が骸骨を蹴り返すと
階段の上に白い服をまとった長い黒髪の女性!?
4人全員硬直後に絶叫し、逃走。逃げた先でハルヒと双子は
仕掛けてあった網の縄によって捕まってしまう。
一方別ルートに逃げた委員長はモリ先輩扮するフランケンシュタインや
ハニー先輩の狼男(??)に出逢いパニック状態、そこへ追いつく馨。
そこへ突如現れた猫澤家の召使いらによって部屋に閉じ込められる。
網に捕まった光は馨はどこかと大騒ぎ。
ハルヒはソーイングセットのはさみで網を切るからといい、
お前にも女らしいとこがあったんだなと光。そんな光に口が悪いと
ハルヒは怒るが、馨も変わらないじゃんと光に対してのハルヒの言葉。
「馨は一人だと割と常識人ぽいし、落ち着いてるよ。
光は一人でもうるさいし、非常識。」
そしてあらまぁな体勢で網を切ろうとするハルヒ、
それを見て環が影で大騒ぎするとのだが
作戦が台無しになるからと猫澤先輩に止められるのであった。


理科室に閉じ込められた委員長と馨はお話タイム。
作戦が台無しだという馨、その作戦とは副委員長が来たら
散々脅かして、そこを委員長に慰めてさせるつもりだったのだという。
しかしもういいという委員長。どうやら副委員長はハルヒのファンらしい、
だからいずれ二人が両思いになってしまうかもしれないしとぼやくが
それに対しそれは絶対にありえないという馨の当然のツッコミ。
今のところ自分はどうする気もない、クラス委員という関係のままで。
「当分は今の環境を壊したくないっていうか・・・」
つまりそれは委員長の馬車の魔法。このまま走り続けられられれば悪くない。
そして父との娘とかの家族設定は、きっと今の関係を壊したくない殿の魔法。
できる限り今のままで楽しくやりたい・・・でも
どうせいつかは馬車はカボチャになってしまう可能性が高いんだ・・・。
馨の思案を打ち破るかのようにやってきた光。
兄弟愛に浸っているのはいいけど、ハルヒは置いてきてしまったらしく
ハルヒは後から追いついてきた。どうやら光は網を抜け出してから
真っ先に馨のところに駆けて来たらしい。
それを見てちょっと意外そうな顔を馨は浮かべていた。
その後クラスのメンバーと合流する四人。
そこで分かったのは、あの骸骨や女性はクラスのメンバーの仕業でないこと。
そして窓に浮かぶ巨大な黒い影・・・って思い切りベルゼネフだけど。
それを見て場は大騒ぎ、メンバーは気絶してしまうのであった。


翌日、桜スポに載せられた臆病大臣は全員の写真。
そして黒魔術部暗躍の記事。ズバリ猫澤先輩にしてやられたのでした。
一方委員長が苦手なものを堪えて、クラスの意見を受け入れたことを
知った副委員長と委員長はいいムードに。それをみて馨は呟く。
「やっぱりいつまでも馬車の魔法は続かないのかな・・・」
でも光はハルヒを置いて真っ先に自分のところに駆けてきた。
だから今の内はまだ大丈夫だろう。
(でも光がもう一歩先に進みたいって気付き始めちゃったら
そうしたら僕は・・・どうしようかな。)


今回の話は馨が切なかった・・・。
馨・・・大好きだ!!
馨は1人じゃないよ!!マジで馨の前で言いたい!
委員長の声しげさんだ!
久しぶりにしげさんが声優やってるの聞いたよ。
しげさん最高に可愛かった★
ピュアな委員長可愛い。

