第十七話「鏡夜の不本意な休日」
鏡夜が目を覚めるとそこは
庶民デパートでした。
「ここは・・・何処だ?」
「ついさっきまで家で寝ていたはずでは・・・」
1時間ほどまえ
環「面白そうだろ、鏡夜」
環「貧しい庶民は度々こうしたもようしものを開いては
旅行にいけない寂しさを癒しているという」
「言っておくが俺が眠ったのは明け方五時だ。
だいたい誰の許可を得て人の寝室に上がりこんでる?」
ハニー「鏡ちゃんってすごく寝起きが悪いんだね」
崇「お前が言うな」
ハニー「え?なぁに?」
鏡「何が庶民文化だ、庶民ネタはいい加減飽きが来てるんだよ。
このマンネリ人間め。行きたきゃ、勝手にしろ。」
この言葉を残して鏡夜はまた寝てしまった。
そして環達は勝手に鏡夜を着替えさせ
庶民デパートに行った。
そして今に至るのでした。
電話しようとしたが・・・携帯がない・・・。
そして財布もない・・・。
そしてお腹が空いている。
そこに走り回っていた男の子が
鏡夜にぶつかり男の子が
「ごめんなさい」っと言って鏡夜の顔を見たら・・・。
男の子は恐くなり逃げてしまった
鏡「環のやつめ絶対に殺す」
そこへ声をかけてきたのはデパートに買い物をしに来ていたハルヒだった。
そして鏡夜がお腹を空かしているので
ハンバーガーを買いに行く2人。
鏡「領収書は貰っておけよ、後で環に10倍返しさせる」
「ハルヒどうやって注文するんだ?」
そしてハルヒが注文することに。
店員さんは美形な鏡夜に釘付け。いろいろとメニューの
お勧めをしてくるが鏡夜には冷たくあしらわれるだけだった。
ハンバーガーを大口をあけて食べる鏡夜。
それを見てハルヒは「意外にごうかいに食べるなぁ~と思って、
もっと上品に食べるイメージがあったし、
こうゆうのは御口に合わないかと」
鏡「別に口には合わないが、奢ってもらって文句を言う程非道な人間だと?」
ハ「いいえ・・・(思ってますけど)」
ここでは誰の目も気にする必要がないという鏡夜。
それにここで上品ぶっても何のメリットもないからなと付け足す。
今度は店内にいた女の子たちが鏡夜に目をつけ
相席を頼んできたが、あっさり承諾。
「利益がないとこうまで無関心になれるものなのかぁ・・・」
普段と全然違う、ホスト部でのお客様用のにこやかな顔と。
環先輩とは全く違うのに何で仲がいいのかと考えるハルヒに、
鏡夜はズバリ、ハルヒの思考を読み取り疑問の答えを返してくる。
「答えは簡単。利益があるからだよ。
俺はそれ以外の理由じゃ動かない、エゴイストだからな。」
それを聞いたら環先輩が泣きますよというハルヒに、
あいつはそれを知ってて俺と手を組んだ。
それに他の人間だって、互いへの利益があってこそつるんでいる、
お互いの家の関係やそこで各人が置かれている事情でな。
・・・環だけはたまに利益関係なしで行動しているけど、
確かに俺と環は1ミリも同じところがないなと鏡夜は言うのだった。
せっかくだからと一緒に地方物産展を回る二人。
そこで黒真珠を見かけ、鏡夜はその価値の高さを見抜く。
「分かるんですか?」と問うハルヒに、
そういう風に教育受けていると鏡夜は言う。
自分は鏡夜先輩の家のことは何も知らないというハルヒに
知る必要はないと返す鏡夜。しかしそれは不公平じゃないですか、
だって鏡夜先輩は自分の家の事は把握してるのに・・・とハルヒ。
「・・・それなりに興味深い感想だな」
ハルヒに兄の事を聞かれ、家を思い返す鏡夜。
自分は立派な家庭の三男に生まれ、
兄弟は三人とも実に優秀だ。
しかし家を継ぐのは長男だろうと周りの人間の言葉を聞いた。
「優秀な人達だよ、
父の期待に無難に答えられるくらいにはね。
だから三男にはそれ以上のものが期待される。」
在学中の主席キープは兄達もこなしてきたこと、それくらいでは
私が満足しないこと、分かっているはずだな?父の言葉。
やっぱりいろいろ大変ですねというハルヒに対し、
これ以上面白いゲームなんてないと思っている鏡夜。
今度は小松匠陰の作品だという陶器を見ている婦人を見かける二人。
しかしそれを見て厳しい顔をする鏡夜。
売人はいろいろな言葉をつけ、婦人に陶器を売ろうとするが
偽者ですよ、と近付いてきた鏡夜に止められる。
本物との違いを語る鏡夜に売人は営業妨害だと文句をつけるが
さらに鏡夜は刻印の違いを挙げてから、売人を追い立てる。
完全に太刀打ちできなくなった売人は、追い出されましたとさ。
「人助けは、やっぱり鏡夜先輩にとっても利益なんですよね?」
というハルヒに、「あの婦人は大手電機メーカーの会長夫人だよ、
会うのは初めてだが、左手の指輪を見て分かった」と鏡夜。
その光景を見てハルヒは「やはり鏡夜先輩は鏡夜先輩なのか」と思うが
鏡夜の言葉の矛盾点に気付く。
「メロンはそんなにお菓子メーカーに人気があるのか?」
北海道のお菓子のコーナーを見てハルヒに問いかける鏡夜。
「コーンスナックをわざとメロンの味にしているのは
実際はメロンでない以上、違和感を感じるだけではないのか?」
そんな鏡夜を「それなりに興味深い感想です」と笑うハルヒ。
同じところはないと言っておきながら環先輩みたいですよと言われ
鏡夜はそうか、とだけ呟き微妙を浮かべた。
「確かにこういうのは環や双子たちが喜びそうだな。
よし買っていこう。・・・・・・ハルヒ、財布。」
一方屋上ではわいわいハシャグホスト部員
そしてヒーローショーではなぜかれんげ登場。
「なんか最近ますます手広くやってるなぁ・・・」と双子。
そこへDr.なまはげ登場。
「助けてー。桜蘭戦隊ホストレンジャー!」と、れんげ
そして現れたのは影のリーダーと噂されるホストブラック、
それを見てハニー先輩が鏡夜のことを思い出し、環固まる。
ベンチに座って休むハルヒと鏡夜。
ハルヒは、環先輩は人助けにも利益を感じると思いますよと言い
あいつはそうだろうな、俺とは違う、という鏡夜。
「じゃあ鏡夜先輩の利益ってなんなんですか、
お金や名声?何か具体的に形のある実益?
鏡夜先輩も環先輩とよく似ていると思います。」
ハルヒの言葉を聞き、環の言葉を思い返す鏡夜。
・・・・・・俺が環に似ている?
そんなところへ迷子のお知らせが。
「東京都より~お越しの、鳳鏡夜くん。迷子の鳳鏡夜くん。
保護者の須王様が二階カウンターでお待ちです。
鏡夜くんは身長180cm。特徴は~、眼鏡。」
ひきつった顔のハルヒと周りから注目される鏡夜。
「あのバカ・・・・殺す!!」
サービスカウンターにいる環たちの元へ辿り着いた鏡夜とハルヒ。
屋上のペットショップで買ったアントワネットとじゃれている環。
それを見てこんなバカと俺のどこが似ていると鏡夜は言うが
ハルヒは言った。「指輪を見て婦人を助けたのは嘘ですよね?
なぜならあの時婦人の指輪は幟にかかって見えなかったはずです」と。
さらにハルヒは言葉を残しその場を去る。
「よく分かりませんね。先輩がわざとエゴイストとして
振舞うのは、実際エゴイストでない以上違和感を感じます。」
あとに残された鏡夜は呟いた。
それを聞いた鏡夜は
「・・・それなりに興味深い感想だ」とだけ言った。
鏡夜先輩・・・かっこいいではないか!!
最高だ!!
なんだこのクールさは・・・。
かっこいいよ★
ホスト部の時と全然ちゃうがな!
かっこいいしか言えません。










