まあちゃんのながいかみ (こどものとも傑作集)/高楼 方子

「まあちゃんのながいかみ」

   たかどのほうこ/作絵

   福音館書店  1995年



大好きなまあちゃんのシリーズ1作目?です。


この表紙には驚かされますよね。

でも、とても楽しくて、考えること。


「髪の毛を長くしたら・・・」

という空想は果てしないですよね。


でも、まあちゃんのような発想はなかなかないかも?!



まあちゃんの髪は今、おかっぱ。


でも、「もっと、ずっと伸ばすんだから」と、

まあちゃんがいいました。


その長いことといったら…。


みつあみをたらしてお魚を釣ったり、

ロープ代わりに洗濯物を干したり、

カウボーイさながら牛をつかまえたり。


でも、髪を洗うのは大変・・・。


川に寝そべって洗って、

10人の妹達が髪を溶かすの。


女の子たち3人の会話の中の空想の世界を描いた、楽しい絵本。



髪の毛で遊ぶのが大好きな女の子は、

きっとその髪の毛で色んなことを想像するのでしょうね。


髪型からはじまって、どんなことができるのか・・・。


次女もそんなまあちゃんと一緒です。


セミロングなので、髪の長い女の子は憧れです。

プリキュアたちのようになりたい・・・。

お母さんの髪、長いよね。

テレビや絵本にでてくるキャラクターの髪の毛をみては、

「いいなぁ、○○○もね、こうやって長くするの」

とお話してくれます。


まあちゃんのこの絵本は保育園でも読んでいるらしく、

読むたびに色々とつっこんできます。


1ページ1ページがとても楽しいらしく、

木の枝になった髪の毛にいる鳥や虫を探したり、

妹たちの数を数えたり、

表紙の髪は迷路のようにたどったり・・・。

色んな遊びをしています。


長女の時は、やっぱり「髪で遊ぶ」という発想が気に入って、

この絵本は何度も読みました。

しかし可愛らしく「自分も長くする」という発想はなかったらしい・・・。

長くなった髪で「遊ぶ」ということが面白いので。


微妙に着眼点がちがう姉妹です(^^)。




おかげ様で、インフルエンザA型は処置が早くて軽くすみました。

といっても、念のために1週間ほどお休みしました。

今は他の病気をもらってこない対策中です(笑)。