「バムとケロのさむいあさ」

  島田ゆか/作絵

  文渓堂  1996年



シリーズ3冊目です。

私はこれが一番好きかもしれません。

子どもたちは「おかいもの」なんですけどね。


とにかくかいちゃんが可愛い!

凍りついたかいちゃんが(笑)。

このシーンは何度見ても可愛くてほほえましくて面白いです。



きょうはとっても寒い日。


こんな日はうらの池もきっと凍っているはず。

バムとケロはスケートと釣りの道具をもって池にいきました。


すると、あひるさんが一緒に凍りついているではありませんか! 

二人は急いで助け出します。


凍ってしまったかいちゃんをお風呂であたためます。


かいちゃんをすっかり気に入ってしまったケロちゃんは、

たくさんの玩具をだしてきては、かいちゃんと遊びます。


本を読みながらいつのまにか寝てしまったみんな。

ふと目が覚めるとかいちゃんがいません!


再び裏の池にいってみると・・・。



ケロちゃんの嬉しそうな顔ったらないですよね~。

本当に、毎回毎回楽しそうに遊んでいます。


それをちょっと怒りつつも、結局は一緒に遊んだり

かいがいしくお世話したりするバム。


とってもいいコンビですよね。


つっこめば、どういう関係なのだろう?と思います。


ケロちゃんにはママがいますよね?

(ガラゴにでてきた「KM」がケロママかな?と思ったのですが・・・、

もしかしたら、ただ単におたまじゃくしのママのことかもしれないし・・・)


きょうだいでもなければ、親戚でもないでしょう。

バムにはおじいちゃんとおばあちゃんがしっかりといますしね。


なんでこの2匹ですんでいるのかがわからない~。

そして気になるね~と友人と話しています。

色々な案がでてきて楽しい。


さてさて、この絵本は、やっぱり探し物ができるので長女は大好きです。

一回目はお話を楽しみます。

それからは1ページ1ページをじっくりと見ていきます。

最初はおじぎちゃんやヤメピを探します。

それが一通り終われば、お部屋の小物探し。


1冊で何時間でも楽しめちゃうんですよね~。

シリーズの他の絵本も取り出して、

「ここが違う」だの「ここにでている」だの、

どんどん広げて楽しみます。


次女はまだ字が読めないので、長女が指摘したのを楽しむくらい。

でも、バムやケロやお話自体を楽しんでいるので、

小物がどうたら・・・というのはまだない様子。


小学生にあがるかどうかの頃、

長女に「そらのたび」にかいちゃんが出ているんだよ~

と教えたら、むきになって探し始めました。

どうしても見つかりません。

悔しい長女・・・・知りたくて「どこどこ?」

ヒントを出してもなかなか見つからず、とうとう降参。


でも、これ私も最初はわかりませんでしたよ~。

友人に指摘されて知りました(笑)。