ひとしきり用事を伝えた後
おばが、私さぁ膵臓ガンなんだよねぇといつもと変わらない声で言った。
何気ないおばの告白に驚きつつ、そう言えば、junちゃんさんが「膵臓を食べたい」って言う小説を読んでいたなぁと、瞬間心ここに在らずで気持ちはあっちこっちを彷徨ってた。
まぁおばのガンは早期発見で重篤では無いらしいので、今は一安心なのだが。
そんなおば一家は、我家の様な抗ガン剤投与拒否や糖質過多の病院食でご飯を残すとかの非常識家族とは違って、すこぶる真面目な常識一家なので医師に言われたままガンの外科的手術や抗ガン剤投与を受けてしまうかもしれない。
おば自身もおば家族もガン宣告の驚きの最中に自身の治療内容を納得するのは、至難の技だと思われる。
そこでおば達よりも早く父のガン宣告に転移宣告を受けて調べたガン情報を整理して届けるので、「きんさんの老筋力」の話は少々お待ち下さいませ。
ってここまで読んで、どこまで本当か作り話かわからんでしょう(笑)
と煙に巻いて、各々方暫しお待ちを♡