「知ろうとすること。」
早野龍五 著
糸井重里 著
新潮文庫 ¥430+8%
今年の10月1日に出版されて、10月20日には三刷されてる文庫オリジナルです。
今月の頭に近所の本屋さんで見つけて手に取ったけど買わなかった本。でも、一昨日買って来ました。
ページ数にすると200ページにもならない薄い文庫です。
早野龍五さんという物理学者とコピーライターの糸井重里さんの対談本なんです。
対談の内容は文庫の帯のコピーをそのまま載せますね。
「原発事故後の放射線の影響について、いま、確かに語れること。そして、未来のための、こころのありよう。」
三年経って、原発事故の事はあまり世間の話題にのぼらなくなった。風化しちゃったのかと思うくらい話題にならない。
そんな今、この文庫を見つけて、読み始めました。
難しい事は語られていないので、簡単に読み終わってしまう内容ですが、ちょっとでも感心があったら手に取って欲しいです。
本屋さんじゃなくて図書館でもいいし、古本屋さんでも、リサイクルショップでもいいです。
何故、私がこの本をブログ記事にしたかと言うと、読み始めてすぐ、ストンと心に落ちたからなんです。
中味を読まなくてもいいです。買わなくてもいいです。でもどこかで見掛けたら手に取ってみて下さい。
忘れてる事、忘れたい事、実は間違ってた事、本当だった事、三年経ってわかった事ややっぱりわからない事、三年前の出来事をほんのちょっとだけ思い出して下さいませ。