未来少年コナン。
知らない人よりも、知ってる人の方が多いと思います。たぶん。
宮崎駿アニメの「ラナー! コナーン!」ですよ。
私はダイスとウマソウが好きです。
ギガントの上で、どじょうひげをなびかせてジムシーとコナンと
親指あげて戦うダイス!好きですね。
そのコナンの原作
「残された人びと」著者はアレクサンダー・ケイ 読んだ事ないです。
読まれた方いらっしゃいますか? アニメとは少々違うらしいのですが。
今回は原作の話ではないので、置いときましょう。腰砕けですみません。
未だ読破してない「華竜の宮」
なんせ、ソフトカバー新書判で600ページ余りの二段組み。
ちなみに定価2100円税込。並の新書2冊から3冊分です。
久々読んでる事が楽しい ( 内容は厳しい話 ) 本なので
少しでも集中出来る時に読みたい本なんです。
最近集中して読む時間が出来てグッと進み、第二部にやっと入ります。
その第一部の最後を読んでいて、
あーコナンのその後みたいじゃない?と思たんです。
大地殻変動後の地球に残った人々に、もう一度襲う地殻変動。
地殻変動による津波。そして、その後の人々。
コナンは一応ハッピーエンドでしたが。
この記事を書いてたのが、5月の終わり。
今現在は、8月の終わり。
あれから3ヶ月も経ってしまいました。
やっと「華竜の宮」読み終わりました!やったー!
長かったよー。でも、面白かったよー。
読み終わって、あーこの本は、人類滅亡に向けて
人間と言うか、ヒトって言う種族が滅亡するかもしれない可能性に
どう対応して、どうあがなったかを
一人のヒトを見つめる事で、描いた話なのかなと。
種族の存続を探りつつも、消えてなくなる可能性も否定せずに
日々を生きる事の難しさ。ヒトとしての愛おしさを。
私がそんな状況に遭遇する事になったら、どうするかな?
って、考えずにはいられなかった。
去年の震災以来、今の地球も地殻変動の時代に入ったと。
これから、まだまだいろいろな事が起こると。
地球や惑星や自然科学を研究してる人達は口を揃えて言います。
震災の前に出版された本「華竜の宮」ですが、
これからを予見して書かれた本の様な気もします。
自然災害は容赦がありません。
でもその自然災害と付き合って来たから、今があるんですよね。
と、強く思う本でした。