□ ドライアイ
疲れやすい、なんとなく不快感がある、乾いた感じがする、重く感じる…
こんな症状を感じたらドライアイかもしれません。
〈しのびよるドライアイの影〉
涙 は、まばたきによって薄い膜となり、目の表面を覆い、乾燥やゴミから目を守っています。ドライアイは、涙の分泌量が不足したり、涙の質が悪くなり、目の表 面に健康な潤いを保てなくなる症状です。初期の症状は曖昧ですが、放置すると視力の低下や目を開けるのがつらくなってしまうこともあります。
〈パソコン利用時は要注意!〉
ド ライアイの原因は、高齢、睡眠不足、ストレス、部屋の乾燥、アレルギー性結膜炎、大気汚染、紫外線と幅広く、運転や読書、テレビを見ている時などにも、ま ばたきの回数は減り、ドライアイを引き起こす要因となります。なかでも、最近急増しているのが、パソコンによるドライアイです。人は何かの作業に集中する と、まばたきの回数が普段の1/4程度になるため、パソコン利用時は、特にしっかりとした対策が必要でしょう。
体の中から目をいたわる!身近な食べ物で目のパワーアップ!!
◆ビタミンA
効能: 薄暗い場所での目の働きをよくする
→ ニンジンや小松菜などの緑黄色野菜、ウナギ、レバー
◆ビタミンB6
効能: 眼組織の代謝を改善する
→ ホウレンソウや大豆、バナナなど
◆ビタミンE
効能: 細胞の老化防止、水晶体(レンズ)の膜を保護する
→ 植物油、アーモンドなど
◆ビタミンC
効能: 血管を強くし、白内障を予防する
→ イチゴ、ブロッコリー、キウイフルーツなど
◆ビタミンB1
効能: 目の調節力を助ける
→ 胚芽米、豚肉、ソラ豆、米ぬか
◆ビタミンB12
効能: ピントを調節する筋肉<毛様筋>の筋肉に働く
→ 肉、魚、チーズなど
◆アントシアニン
効能: 血行をよくし、目に十分な栄養素を送り込む
→ ブルーベリー
上記の食品を片寄って多く摂取するのではなく、毎日の食事にバランスよく取り入れるようにしましょう。