本日は、最近買った本でおすすめのモノを
ご紹介。


①エヴァ・ファン・デン・ブルック&ティム・デン
・ハイヤー著「勘違いが人を動かす
教養としての行動経済学入門」。

税込み1,870円。
例えば、「人間は、お金や時間がなくなると、
頭が悪くなる」とか、「貧困とは誤った選択の
結果ではなく、むしろ原因なのである」(P-258)
とか、それ以外にも興味深いことが書かれて
いる。
「閉店セール」や「期間限定」を見逃せない
ワケ、という箇所(P-169)は、その背後にある
我々の認知バイアスは、「何かを逃すことに
対する恐怖」だという。

その他、「経済的な不満を感じると、人は
食べ過ぎてしまう」(P-154)など、どれだけ
私たちが己の脳の「認知バイアス」に影響を
与えているかがわかる。

少なくとも、「何でこんなモノ買っちゃったん
だろう」とか、「どうしてこんなことしちゃった
んだろう」という己の問いの答え合わせを
する意味でも、本書を読むだけの価値はある。
(MSNの記事でもそう書いてあった)

それと。

②コミック「悪役令嬢の中の人」1-3巻。

いわゆる、ゲーム異世界転生モノなのだが、
ゲームの悪役令嬢レミリアが、人間のエミの
心に触れ、愛を知る。

そのエミのレミリアを陥れ、絶望に陥らせた
同じく転生者の醜悪な星の乙女(男漁り
ばかりして、自分の役割を果たしていない)
に復讐するために、秘密裡に自分が破滅に
導くはずだった世界を救いつつも、確実に
星の乙女ピナを追い詰めていく様を描いて
いる。
絵の綺麗さもさることながら、悪役令嬢
レミリアのピナを追い詰めていることを
自覚しているときのレミリア嬢の極悪人
面がたまりません。
1-2巻税込み715円、3巻748円。

異世界転生モノのコミックは、腐るほど
あるけど、これは本当、面白い。
まだ、完結してないけど、これからの
展開が楽しみな作品。