ふと思い出したのだが、以前住んでいたボロ家に
2匹の猫がいた。
「まい」と「ぷりん」である。(ぷりんはぷーと呼んで
いた)両方♀である。

こちらが「まい」、(親が迷子の猫だから「まい」と
名付けた。安易なネーミングである。)

こちらがぷー。(懐かしきボロ家の様子と共にどうぞ)
然し、今から思うと、本当ボロいな。前の家。

まいは、ぷりんより足が長くて大人しい猫だった。
ぷーは、よくまいに猫パンチをお見舞いしてたっけ。

私が悔やんでも悔やみきれないのは、まいの目の
前でぷーを可愛がって抱きしめたことだ。
その時のまいの切ない表情が忘れられない。

まいは、糖尿病でやぶ医者にかかってさんざん
痛い思いをして、ある日亡くなった。
ぷーも今は亡き猫なのだが、ぷーが死んだ時より
まいが死んだ時の方がギャン泣きだったのは
何故だろう。

それにしても親の死後の扱いの差が激しすぎる。
まいは、当時のボロ家の脇に埋めて弔ったの
だが、ぷーはお骨にして、今の家のTV台の下に
まだお骨がある。
(だったら、まいもお骨にしてあげればよかった
のに)

それはさておき、私が死んだら、地獄に落ちる
前にまいに一言、「生きてる時に可愛がって
あげられなくてごめんね」と一言言わせてもらい
たい。