開運!なんでも鑑定団 名刀『正宗』登場!?果たして本物? | まつげブロ

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開運!なんでも鑑定団に正宗の刀がついに出た。
500万円で購入したそうです。


刀には銘が入っていない


白鞘に本阿弥光遜の鞘書きがある



さらに武田信玄が馬場信房に贈ったとされる書簡も付いている


47年間刀一筋だから本物かどうかは見ればわかると依頼者は言っていたが
刀のアップをみるとあれ?なんかちょっと奇麗な刀ではないなと感じた


依頼者曰く、鍔が風林火山を表しているとのこと


作者について、
日本刀剣史上最も有名な刀工、岡崎五郎入道正宗


正宗は鎌倉時代の末に相模発祥の刀剣、相州物の祖、
新藤五国光に作刀を学んだとされるが、それ以外の経歴、生没年も不明


正宗は自作に銘を入れるは少なく、数振りの短刀にしか入れていない


理由については室町時代の刀剣書には下図の写真のように書かれている



日本一の名人が作った比類なき名刀だけに銘を入れなかったそうです。
超自信過剰ですな


安土桃山時代に誰よりも評価したのが本阿弥光徳で


無銘の刀を正宗と見抜くと金象眼で見極めを示した
それを受け豊臣秀吉が褒賞として与えたため諸大名の憧れとなった


刃と地金の間に現れる細かな粒『沸(にえ)』がキラキラと輝いている


正宗のそれは素晴らしく『雪の斑消え』と讃えられた


のちの徳川吉宗も称賛し『天下三作』と称されその名は不動のものとなった


依頼品には大正~昭和に活躍した本阿弥光遜の相州正宗と鞘書きがあり


さらに昭和18年に馬場七之助という方が八幡宮に奉納したと書かれている


書状には武田信玄が武勲をあげた馬場信房に正宗を与えたと記されている


はたして鑑定はいかに?


鑑定結果は正宗ではなく無銘の刀と鑑定され40万でした。
沸はもっとキラキラしているさらに150年くらい下がった関の刀だそうです。
きもは鞘書きで光遜ではなく本阿弥光瞭のもので光遜の弟子だそうです。
なんと光瞭は沸ついていて波紋が乱れていると正宗と鑑定したそうです。


鍔も風林火山ではなく鶴が松にとまって羽を広げてる鶴丸というもので
珍しくもないそうです。


書状にもらった側の花押が入っていたが普通入ってないとも言っていた。