チャラけた高1、最近やっと覚醒したみたい。要領はいいし頭の回転は早いから、覚醒したら成績は伸びるはず。

 

高1は、今年に入ってつまり1月から、塾の自習室をよく利用するようになった。

スマホで移動の追跡機能をgoogleで使い、東進だけでなく、駿台のcomiruで自習室に入室退室の記録をして報告させるようにしたのが良かったみたい。親がリアルタイムで頻繁に居場所をチェックし、帰宅後に経路を総括して、本人に聞いて確認することで、自然と寄り道が減ってきた。男子だと、細かく行動を監視されて一々言及されると気が滅入るところだろう、少なくとも自分ならうざったい家族の行為。でも女子は違って、見守られる安心感と愛情、家族との繋がりを感じるのかも。

それにしてもやっぱり今でも、通塾の前に髪の毛のセットとメイクを入念にする必要はないように思う。

 

 

 

さて、今の中2をどうするか?

東大合格者毎年10人以上とかの全国レベルの高校を目指すか?それとも東大合格者毎年1人程度の都道府県内トップレベルの高校か?

 

高1曰く、自分は全国レベルの高校ならではの意識の高い同級生に感化された、とのこと。

 

中2本人の意識改革を刺激するには、意識の高い優秀な人材に囲まれた世界で過ごすのが良いような気もする。

そうすると全国レベルの高校が候補になる。まだ今の中2は、自から進んで積極的に学習しようという意識がない。この状態で、都道府県内トップレベルの高校に入学するのは、クラスメイトから刺激を受けて意識改革し覚醒、という観点では悪手かも。

ちなみに自分の過去を思い返してみると、大学受験を本格的に始めようと覚醒したのは高校3年の夏休み以降だった。目ぼしい推薦入試はもう間に合わず、早稲田の経済とかマアマア良いんだけど東大には届かないレベルの所しか選択が残ってなかった。ちなみに自分の親友は高校3年の秋が過ぎて覚醒して冬から猛烈に追い上げて、それでも第一志望に合格したし、傍から見てても友人は、頭の回転のキレと、努力できる才能はあったから、可能だとは感じてた。やっぱり一般に、男子は高3夏からの猛烈な追い上げは可能だと思う。でも中2には、高3からではなく高1から頑張ってほしい。
 

一方で、中2本人の意識改革を刺激するには、周りのレベルが高すぎない、都道府県内トップレベルの高校も良いような気もする。

ちょっと努力したところで決して勝てない、絶対的な敗北感と絶望とを感じる雰囲気では、努力して這い上がろうとする気持ちが萎えて心を閉ざしてしまうかも。中2は元来、好きなことはトコトン才能を活かせるけど、好きでないことは心を閉ざしてしまう傾向がある。

話が逸れるけど、精神的に打たれ強く防御力が強いのは、中2本人の長所でもあり、きっと結婚後は感情的に安定した母親になれそうで、その点は良いのかも。感情の起伏の激しい女性は、結婚後の離婚とか子育てとか心配。

あと、都道府県内トップレベルの高校で学年トップ層に食い込んで推薦を勝ち取るのも一つの手。全国レベルの高校で学年トップを狙うのは中2には困難。

 

当たり前だけど学習塾に相談すると、都道府県内トップレベルの高校よりも全国レベルの高校、つまり出来るだけ上のランクの高校を受験し塾の宣伝に寄与するように言われるので、そこは割り引きながらも一応は相談してみよう。

 

 

また、高1曰く、東進で頻繁に模試があるのが良い刺激になっている、とのこと。

細かく模試を受けると、ちょっとの努力、ちょっとのサボりが結果の数字に如実に現れる。

 

小学生の中学受験でも言われている事だけど、頻繁に模試を受けるのが成績向上に寄与する、それは中高生でも普遍的なはず。やっぱり中2、東進の高校0年生コースつまり大学受験先取り中学生コースに入塾し、通年で模試受け放題の模試漬けにしよう。もちろん高3浪人生用の大学受験本番模試で鍛える。

 

 

子供たちによる自らの高校の選択の結果は、大学受験の先の大学卒業後の就職後の、結婚出産後に、その結果と成果を体感し理解納得し、さらに自分の子供たちへの教育に生かされるはずなので、2世代先まで見据えた選択をさせたい。