謝謝!

 

 

 

 

お馴染みの北欧刑事物スリラー

・・・「特捜部Q」の新作です。

 

例によって、寡黙な悪党顔の刑事カールと、鼻はでかいけど頼りになる相棒アサドのコンビが、またまた迷宮入りの事件に迫ります。

 

 

 

 

 

今回も前回と似たり寄ったりの設定。

犯人との死闘を繰り広げながら、誘拐された子供たちの監禁場所を探し出す、というお話。

 

ただ、今回はエホバの証人の信者たちが絡むという宗教的な背景がバックにあって、2人のやり取りにも自然宗教の話題が付きまとっていく。

 

大いなるものに畏敬の念を抱くアサド。

神を信じないカール。

・・・結局、神は信じるもののみを救うのか?!

 

 

(ネタバレ)

 

ドラマの方は、もう3回目なんで観ながらなんとなく筋が読めてしまうんですが、・・・

 

今回もいつものように、最後はカールが捉えられ、アサドが助けに行くというパターン。 主人公がいつも捕まるというのは一体どうなんじゃ、と思ってしまうのは自分だけでしょうか。

 

 

 

 

 

ヒーローなのに弱い?!

(こういうのヒーローと言うのでしょうか)

一見強そうなんですが、手は震えるし、捜査は失敗するし、・・・

でも結局は真実にたどり着くという、しぶとさだけが信条。

 

やっぱり最後は右京さんが頼りになる日本の「相棒」と違って、こっちは相棒の方が頼りになるし、言うこともアサドの方がまとも。

 

 

あの黄色は菜の花でしょうか。

画面いっぱいの畑の風景がなんとも美しく、犯罪の舞台となる陰鬱な倉庫との対比が、神と悪魔を暗示しているようで、・・・

 

犯人役の俳優さん、柔和な2枚目顔の奥に潜む悪魔の顔をうまく演じていて、・・・今回の作品のベストアクトです。 怖かった〜。