大腸がんの診断に血液一滴で可能に | 目と耳の美容学院の日本リバース

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大腸がんの診断に、血液検査で、ほんの一滴で早期に診断できるバイオマーカーを発見したニュースがありました。
下記を紹介します。

神戸大は12日、同大学院医学研究科の吉田優准教授らの研究グループが、

1滴の血液で大腸がんを早期に診断できる「バイオマーカー(生物学的指 標)」を発見したと発表した。

これまで使われている腫瘍マーカーなどは、初期の大腸がん患者への感度が低く、

早い段階で正確に診断できなかった。

研究グ ループでは「5年以内の実用化を目指したい」としている。 

バイオマーカーは、病気の発症や薬を飲んだ際、体内に現れる生物学的変化を定量的に把握するための指標。
特定の病気や体の状態に相関して変化する量を測定し、治療の効果を確かめたり、疾患の予防などに活用したりする。 
研究グループでは、混ざり合った複数の成分を分離する高精度の質量分析装置を使い、大腸がん患者と健常者の各血液中の代謝物質「メタボローム」の 解析を実施。

大腸がん患者に多く見られる有機物など4種類のバイオマーカーを発見した。

これに基づいて大腸がんの診断予測式を作成し、がんの有無の確率を 見た。

 その結果、既存の腫瘍マーカーでは診断が困難だった切除可能な早期大腸がんでも、80%以上の確率で大腸がんと診断することができた。
検査時間も、1~2時間かかっていたが、30分に短縮できるという。 

吉田准教授は「必要な代謝物の組み合わせにより、うつ病や糖尿病など様々な疾患の診断に応用できる

可能性がある」としている。(2012年7月13日 読売新聞)