唇洩らして奏でる紅い棘。憧れのひとがいる。綺麗な思想を持っていて、少し切ない気持ちにもなるけれど、そのひとの周りを漂う独特の空気感に浸っていたいと思う。けれど触れたら壊してしまいそうな気がして、こうやって、結局、理想には近付けないけれど。負けることにさえ理由を付けてしまえば何ら問題は無いのです。綺麗なものをこころに仕舞って置くことで、美化した様な錯覚で満たされるね。だからこれで良かったんです。