死んじゃうのはセックスの200倍気持ち良い、なぁんて話を聞いたんだ。
「死を察知した脳はドーパミンやβエンドルフィン、セロトニンらの脳内伝達物質を多量に出し"超気持ちいい状態"にします。これは自然死、他殺、自殺を問わず共通する幸福感です」
“ドーパミンとは運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる神経伝達物質。βエンドルフィンとは、内在性鎮痛系にかかわり、また多幸感をもたらすと考えられて、そのため脳内麻薬と呼ばれることもある神経伝達物質。性行為をすると、このβ-エンドルフィンが分泌されると言われています。マラソン時に起きるランナーズハイも、このβエンドルフィンが分泌されて起こる現象。セロトニンは、リラックス時や睡眠に大きく関係している神経伝達物質。いわゆるこれらの快感物質が、死の瞬間に束となって脳内から分泌されるのだそうです。”
…あぁ、だからかな。逝っちゃうのもイっちゃうのも、おんなじなのは。
ただ、脳がドーパミンやβエンドルフィンを出すのは苦痛に対する防御反応。だから100倍~200倍の脳内物質が出たってことは、それだけの苦痛が伴うってことも事実。
だからかなぁ。首絞められながらのセックスが、すごく気持ち良く感じるのは。
200回セックスしたら死ねるのかなぁ。そんなに求められたら、死にたくも無くなっちゃうのかなぁ。セックスしながら死ねたら、どの位幸せになれるのかなぁ。
大好きだったあの人は、お医者さんなんかじゃない。大丈夫って言葉をくれるあの人は、精神安定剤なんかじゃない。憧れのあの人は、未来の自分じゃなれやしない。
悲観してる訳じゃないの。
けど、死んでみたくもなるよ。

