ゲームや漫画という子供にありがちな目の酷使で、中学生の頃から視力が落ちてメガネを駆け出し、それでも20代30代は目は疲れることは度々あっても、ちょっと息抜きすれば回復するので普通に生活できていたのですが、40代に入ると目の疲れがくる速さが急激に早まったのを実感しています。
特に2000年代からブロードバンドの普及でパソコンをやり初めて、インターネットが毎日の日課になり、追い討ちをかけるようにスマートフォンの普及で、外出先でもネットに繋がっているので目が休まる暇がなく、そこに加齢ですから、本当に辛い。
十数分程度で画面から目を離さないと頭痛がするくらいです。
最初のうちは目に効くツボを指圧したり、ひんやりする濡れタオルもしくは暖めたおしぼりを目に乗せて対策していましたが、これで回復するのは一瞬程度で、対用効果が薄いと気付き、次は椅子に座ったままできるストレッチを実践。これはタオルと同様に気分はスッキリものの疲れが抜けませんでした。
目に良いとされるブルーベリーなどの食品にも挑戦してみましたが、気分の問題で、これが一番効果が無かったように思います。


どうしたものかと悩んでいるときに気が付いたのが、どんだけ目を酷使していても、お風呂に入って湯船にしっかり浸かったあとは、必ず疲れがほぼリセットされます。


血の巡りが良くなったせいなのは分かるのですが、それならツボの指圧やストレッチで回復がしないのと何が違うのかと考えると、一部分だけか全身かの違いだと結論付いたのです。

 

目の周りや肩などの凝りをほぐすよりも、全身の血の巡りを活発にすることで、心臓が血を送るポンプが効果的に働いて、体の内部からマッサージしているのと同じ効果が得られ、それが目の疲れ、肩の凝り、頭痛の元を取り去ってくれるわけです。
けれども、ずっと入浴ばかりしてるわけにはいきません。
かといって激しいスポーツをする体力もない。


考えた末に、ウォーキングを始めてみました。
1日30分は自分のペースで歩きます。血の巡り以外に、外の空気を吸ってのリフレッシュ、遠くの景色を眺めることで目の体操にと、トリプル効果がありました。


また、パソコンでやる作業の内容をウォーキング中に整理することで、画面に向かう時間
が短縮されて、出歩くことが返って効率がアップします。


毎日歩くというのは実は大変なので、できないときは、代わりに料理を覚えることにしました。食の観点からではなく、台所に立って長く調理や後片付けに忙殺されるのって、以外と良い運動になるのです。副次作用として家族から喜ばれるオマケが付きました。


立つ・歩く、非常にシンプルですが、これが最も目の疲れに効果があると実感しています。