涙液が不足したり成分が変化して、眼の表面に障害がおこる病気です。涙はまばたきによって薄い膜となり、眼の表面を覆って乾燥やほこり・細菌などから眼を守っていますが、ドライアイになると涙液が正常でなくなるために眼の表面を充分に保護できなくなり、眼が乾いてしまいます。
ドライアイになると「眼がかわく」「眼が疲れやすい」「眼が重い」「ゴロゴロする」などの症状がでたり、目の表面に傷ができたりします。
涙は年齢と共に減少し、睡眠不足や眼の病気や薬の副作用で減少する事もあります。
また、まばたきが少ない（パソコンの作業や、運転など）、部屋が乾燥している、コンタクトレンズ使用者、アレルギー性結膜炎などもドライアイに原因になります。
治療
人工涙液やヒアルロン酸などの点眼を行います。
日常気をつけること
・パソコンなどの作業は休みをとりながら行う
・パソコンやＴＶの画面は目より下の方に置く
・加湿器や濡れタオルを干すなどして部屋の乾燥を防ぐ などで症状を軽くできます