十二支高校の2024年春の公式戦結果です野球

 

  2回戦 vs中瀬高校

 

 

 2017年創部と伝統ある中瀬高校さんが初戦のお相手となった。

 

 初回に2年生弘田の2ランなどで4点を先制するも、4回に2つのエラーが絡み同点に追いつかれる。しかしその後は着実に得点を重ねて2大会ぶりに初戦突破を決めた。

 

  3回戦 vs竜福会高校

 

 

 2回にこの日スタメンに抜擢された川見のタイムリーツーベースなどで3点を先制すると、5回には2年生菊池のホームランでリードを広げる。終盤に相手の粘り強い攻撃に失点してしまうものの逃げ切りに成功して4回戦進出を決めた。

 

 

 

  4回戦 vs浜松北高校

 

 

 十二支高校が3回に3点を先制し試合を優位に進める。投げては森、高橋の3年生投手の継投で相手打線を2点に抑えてベスト32に進出した。

 

 

 

  5回戦 vs磐田商高校

 

 

 ベスト16をかけた一戦のお相手は過去公式戦2度対戦している磐田商さん。

 

 初回の攻撃で同点に追いついた後に無死満塁と攻めるものの、投ゴロゲッツーとチャンスをつぶしてしまったのが最後まで響いた。前半終了時点で3点ビハインドを背負い、後半は打線が沈黙しベスト16進出を逃した。エラー5個と守備の乱れも敗因の一つだった。

 

 

 

  選手成績

 *WHIP…1イニングあたりに何人の出塁を許したかの指標。1.00なら1イニング1人の出塁を許したことになる。先発投手であれば1.00未満なら球界を代表するエースとされ、1.20未満ならエース級、逆に1.40を上回ると問題であると言われる。

 

  3試合に先発したは防御率こそ3.75と平凡ではあったがWHIPが1.17と優秀な成績だった。安定した投球を披露したが大事な場面で踏ん張れなかった印象。一方の久保は毎回ランナーを許すものの要所を締めて防御率1.69と立派な数字を残した。中継ぎの柱の高橋も及第点の投球内容だった。

 

 

  スタメンはほとんど固定されていた。平野(大)と吉田は打率4割超え、出塁率5割超えと非常に目立つ活躍をした。一方主砲の渡辺がスランプ気味で本領発揮とはいかなかったのがベスト16に届かなかった要因の一つとなった。

 

 

  まとめ

 昨年の春の大会ではベスト4まで進出したため今大会もベスト16を目標に大会に臨んだ。結果はあと一歩届かずベスト32だったため夏シードを逃したのは痛かった。夏に向けて有望な一年生が入部しており、あと3ヶ月しっかり練習して夏の大会に挑みたい。