啓蟄
冬ごもりしていたものが、動き出すころ
雨水を過ぎ、二十四節気は「啓蟄(けいちつ)」へと移ります
土の中で冬ごもりしていた虫たちが
春の気配に誘われて地上へ出てくるころ
寒さが和らぎ
日差しがやわらかくなり
自然界の動きが一気に加速し始める時期です。
この時期の体と心の変化
春のエネルギーが高まる一方で、体や心が追いつかず、こんな変化を感じることも。
◯ なんとなくソワソワする
◯ イライラしやすい
◯ 頭が重くぼんやりする
◯ 肩や首が張りやすい
◯ 目の疲れ、頭痛
◯ 気持ちが不安定
といった変化を感じやすくなります。
この時期は、気温の上昇や環境の変化に加えて
花粉などの刺激に体が反応しやすくなる方も。
「やる気はあるのに、疲れやすい」![]()
そんなギャップが出やすいのも啓蟄の特徴です。
東洋医学で見る啓蟄の養生ポイント
東洋医学では、春は引き続き
「肝(かん)」を養う季節 
気や血の巡りが一気に活発になる分、
滞りがあると不調として表れやすくなります。
大切なのは
発散しすぎず、詰め込みすぎないこと![]()
「頑張って動く」よりも
巡りをスムーズに保つことを意識しましょう。
啓蟄におすすめのセルフケア
啓蟄のセルフケアのキーワードは
「ゆるやかに動かす」
◎ 日常でできるケア
朝はカーテンを開けて太陽の光を浴びる
首・肩・脇・股関節を軽く動かす
散歩やストレッチで体をゆるめる
深呼吸で気持ちを落ち着かせる
夜更かしを控え、眠る準備を早めに
勢いよく動き出すより、体の声を聞きながら、少しずつがポイントです。
啓蟄におすすめのツボ
『立春』で春の巡りを整え、気持ちを落ち着けるツボとしておすすめした、太衝(たいしょう)、肝兪(かんゆ)、百会(ひゃくえ)に組み合わせてみてくださいね![]()
◎ 足三里(あしさんり)
胃腸・免疫・体力の土台を整える。
◎ 合谷(ごうこく)
気血の停滞を動かし巡らせる。
※ 呼吸に合わせて、
「心地いい」と感じる強さで行いましょう。
🌱
啓蟄は、本格的な春に向かって
体も心も動き出すタイミング
ここで無理をすると、
疲れや不調が出やすくなります![]()
焦らず、比べず、
自分のペースで。
日々のセルフケアと、必要に応じた鍼灸などのケアを取り入れながら、春を心地よく過ごす準備をしていきましょう




