僕が大学生のとき、

事情があって自主退学しなきゃならい友人のために

仲間30人位で、送別会を開いたときのことです。

僕はお酒が飲めません。

でも暫く会えなくなる酒飲みの友人に

ワインをお酌、ご返杯を欲しくなってしまい

飲めないお酒に手をだしたことが失敗の始まりだったんですね

普段やらないことはやるもんじゃない、って肝に銘じましたけどね

そのワイン、仲間みんなでお金を出し合って買った

イタリアの赤ワイン、バローロっていう年代物なんです

これ凄くおいいしいから、あなたも是非飲んでみてください

もし、あなたがお酒が好きならですけど

そのバローロを飲んだ後、僕は何か心がウキウキしちゃいまして

その後、どんな行動をとったか覚えてないんですね

未だに思い出せないんです

お別れパーティだっていうのに

僕の心はウキウキして

毎日会っているハズの、離れ離れになる友人と

積る話しに花が咲き

っていうあたりは、何となく覚えてるんですけど

その後どなってたんだか解んないんです

僕とその友人の二人は、気がつくと飛行機の中にいたんですね

飛行機の中で寝ていて起きない僕たちを起こしたのは

ドイツ人の移民警官らしき数人のグループでした

制服の胸のワッペンみたいなとこに

ドイツ名が刻印されていたし、飛行機の窓から見える風景は

確かにドイツと言われればドイツなのかも、なんて思ったんです

いきなり、警官みたいな人に「ドイツ語話せるか?それとも英語?」

なんて聞かれちゃって、

隣にいた友人が「英語で」なんて答えちゃうもんだから

僕たち二人は、イミグレーションの取り調べ室に連行されちゃった

んですね

こういうときは、黙秘権てのがあるはずなのに、返答しちゃった友人

は、正直な奴なんだなって関心してしまいました

取調室の個室のなかで、僕たち二人は、まるで犯人扱いでもされる

ように、「なぜドイツに来たのか」と執拗に聞かれ、ポケットの中身

を全部だすように強制されたんです。

少々、頭にきた僕は「何もわるいことはしていない。何故あなたたちは

僕たちに尋問をするのか?失礼だ」と抗議をすると

「不法入国の疑いです」とあっさり即答されました

確かに、僕たち二人はパスポートも持たず、昨夜のことも

思いだせないまま、今ドイツにいるという事実を突きつけられ

酔った勢いで空港に行き、機械でエアチケットえを買い、

出国時はチェックをしないアメリカを出国したに違いないこと

思いだせないけど、そいうことなんだろうと推測しました

それから数時間の取り調べを受けるハメに

かろうじて財布のなかに入っていた、クレジットカードと

免許証から僕がアメリカ永住者であることが証明できた

んですけど、昨夜から今にいたるまでの経緯を僕たちが

説明すると、制服グループのうち二人が大爆笑してたの

を今でも忘れません。

結局、僕たちは強制送還用の飛行機に乗れることになり

(タイミングが良かったんでしょうね、きっと)

アメリカに返ってきましたが、帰り際ドイツのイミグレーション

の人たちが「こんど必ず正規にドイツにいらっしゃい。そんときは

ドイツビールで乾杯しよう。GOOD LUCK」って言ってくれたのが

凄い粋で印象的でした。

いい人達なんだなって感じました

強制送還用の飛行機は、創造と違って、いわゆるエコノミー

僕たちは人間扱いされているっていうのを感じたんですね

その日から、僕はエコノミークラスが好きになってしまいました

人間には、いろんな失敗や挫折がありますが

お酒の失敗もふくめて

失敗しても、再度チャレンジできる社会が形成されなきゃいけない

っていうことを肝に銘じるようにしています

その後、僕はドイツに行きましたが、イミグレーションで引っかからなかった

のは、あの時、ドイツイミグレーションの彼らが僕たちのことレコードしなかった

おかげです。彼らには会えなかったけど、感謝しています。

今、一緒にドイツに行った友人はアメリカの州政府のお役人になり、

刑務所を出所した人たちの社会復帰のための政策をすすめる仕事

をしています。頑張ってほしいな。

もう一人のほうは、日本でブログ書いています