2008シーズンの事はずっと忘れる事はないでしょう。交流戦優勝でシーズン最下位なんていうチームはこれからもう二度と出ないのでは?たぶんでないでしょうね。交流戦優勝した頃はまさか最下位でシーズンを終えるなんて誰も思ってもいなかった。あの頃の自分に何度聞いてもそう答えるでしょう。ホンマにあの年の夏場以降はわかりやすい失速だった。何をしてもダメだし、全て裏目になってしまう。今あらためて冷静に分析すると、レギュラーと控え選手の差が大きかったんだと思います。当時はそれがちゃんとわかっていなかった。まあ夢中で応援していたらそんなのはわからないですよ。目の前で戦う選手を心から信じているわけだからさ。

応援でできる事は何かないだろうかと考え色々とやったね。ただ結果がついてこないから、応援を変えたから勝てないなんて言われたりもした。このシーズンから自分のほぼ独断で関西の応援を変えたんですよね。今では当たり前にしている事でも当時は激しく批判されました。外からだけでなく内部からも。その事についてはまたいずれ詳しく。選手も応援するこっち側も何とかしようとしていたのは間違いありません。ただ一度狂いだした歯車というのはなかなか元には戻せないんです。この年に学んだのはもどかしさと無力感。だからこそ今までと同じ事をしていたらダメなんだと考えたんでしょう。忘れられない、忘れてはならない2008年です。