1984年に
冥王星は、さそり座に入り、
海王星は、やぎ座に入る。
逆行による、行ったりきたりを終えて、完全に定着するのがこの1984年のことで。
だから、1984年からが、
冥王星さそり座時代。
または、
海王星やぎ座時代。
それに対して。
1995年に冥王星は、さそり座を出てゆき、
1996年からは、冥王星いて座時代。
だが、この時点では、海王星はまだやぎ座にいて、1998年まで、海王星やぎ座時代は、つづく。
つまり。
冥王星のほうが軌道が短く、移動が早いことが、はっきりと示されてしまっていることがわかる。
冥王星さそり座時代は、1995年まで。
海王星やぎ座時代は、1998年まで―――。
冥王星さそり座時代、というくくりかたの場合は、
1995年までなので、日本史でいえば、バブル経済とその崩壊。世界史でいえば、冷戦の終焉。
それに対して。
海王星やぎ座時代 という区分だと、1998年までになるので、バブル崩壊後の30年つづく不況のはじまり、山一証券や北海道拓殖銀行の破綻。世界史でいえば、アジア通貨危機まで範囲内に入ってしまう。
(山一、拓殖、通貨危機、いずれも1997年。1997年は、そうとう大変な年だったらしい。)
海王星やぎ座時代(1984-1998年)は、根本的に、歴史が曲がり角を曲る時期だった、と言える。
日本史においても。世界史においても。
基本的には、
歴史、を意味する星は土星、星座ならば、やぎ座であろう。それを、海王星が溶解させたかのような現象が、次々と起こる、不可解な時期。
(※歴史、といっても、わたしたちの国体の輝かしい発展の歴史、みたいな、プロパガンダ要素を多分に含んだものもあり、その場合は、かに座、しし座、さそり座、いて座的な要素も出てきますね。)
そうして。歴史の曲がり角、という言いかたをするなら。
占星術的に言えば。
冥王星1周ぶんが、ちょうどそのまま、ひとつの歴史なのである。
これは、ポエトリーな表現ではなく、
占星術的には、れっきとした事実だ。
1603年 徳川家康が江戸幕府を開く。
このとき、冥王星は、おひつじ座にいた。
そうして、その冥王星が、1周して再度おひつじ座にめぐってくるとき、時代は幕末になっている―――。
わたしは、ユーチューブ等の動画配信サイトはほとんど見ないし、いまだに新聞も雑誌も読む人間だから、比較的、IT革命以前と、似たような生活をしている部類だと言える。
そんなわたしにとって、もっとも衝撃的なIT革命の果実といえば、手持ちのスマホ1台で、ホロスコープが無料で瞬時にいくらでも出せるようになったことで。その技術革新があればこそ、多数の図を対比・参照できるようになったほか、なんと、歴史上のできごとを含む、数千年前や数千年後の図でさえも、苦もなく、同じように 瞬時に無料で計算してくれるため、そのことを前提とした、新しい研究が可能になった。
たとえば、大化の改新があった、645年。
現在(2019年)と同じように、冥王星と土星が、
土のサインで、コンジャクションしていた。
こうした事実は、単体では、とくに使いみちはないものの、しかし、瞬時に無料でたくさんの図をまとめて用意できるのだ。無数の図を比較検討できれば、まったくあたらしいなにかが、見つかるかもしれない―――。
冥王星の発見は1930年だから、それ以前のできごとを考察するのに冥王星を加味するのは不自然だ、という見解もある。
半分は賛同する。
もう半分。歴史、という概念で把握されるものは、何であれ現代人から見た歴史にすぎず、わたしたち現代人にとっては、それ以外の見方はそもそも不可能だ。
ある時代に、当然のように存在していたが、いまでは跡形もなく消え去ってしまったものについて、現代のわたしたちには、想像することさえ不可能なのだから。
わたしたちは、わたしたち自身の視点によって制約を受ける。
そうして、わたしたち現代人の物の見方は、1930年に発見された冥王星と、じゅうぶんに親和性がある。
戦国時代、という区分の仕方じたいが、現代人の視点なのだが。
戦国時代、という荒れた世相にふさわしく、
戦国時代の当時、冥王星は、うお座にあった。
織田信長を、一躍有名にした桶狭間の戦いがあったのは1560年で、冥王星は、うお座の10度くらい。
1577年ごろ冥王星はおひつじ座に回帰し、その後の本能寺の変、豊臣秀吉による天下統一、徳川家康による江戸幕府まで、すべて冥王星おひつじ座時代。
その後、大坂冬の陣、夏の陣で豊臣家を滅ぼして、もはや幕府が倒される可能性はなくなった。別の見方をすれば、もはや戦争は起こらないのがあたりまえになったのが、冥王星おうし座時代 で、その後冥王星が1周するまで、ずっと江戸時代。
江戸時代の三大改革として知られるもののうち。
さいごのひとつ、天保の改革(1841年~)は、これは、改革としては完全に失敗に終わったとする研究者も多くいるもので、この時期には、冥王星は、おひつじ座に戻ってきていた。
1603年 江戸幕府成立当時の冥王星おひつじ座時代とは異なり。1周後の、こちらのおひつじ座時代は、あたらしい、別の歴史を始めるためのものであり。
言い換えれば、江戸時代を終わらせるためのものだ。したがって、幕府がいまさら何をやろうと、失敗。失敗。裏目。裏目―――。
同時期。世界史でいえば、産業革命の時代だ。
イギリスの大地主が、とつぜん農業をやめて、農地に工場を建てちゃう時代。そこで働いていた農民/小作農たちも、多くは工場労働者になった。
こんな時代に―――。
経済を抑制し、工業を否定し、農業を復興させようという天保の改革は、あきらかに時代遅れ
だった。ある意味では、『幕府を弱体化させる』ことが、天保の改革の使命だったと言える。
冥王星がおうし座に突入したばかりの、1853年:黒船が襲来。(ペリー来航)
以降、わが国も近代化の渦に呑み込まれることを余儀なくされ、言い換えれば、これが、わが国における近代という新しい時代のはじまり。
諸外国(西洋諸国)を排除するのではなく、受け容れ。
農業ではなく、工業に重点を置き。
石高ではなく通貨(日本円)に価値を見出そうとする、まったく新しい時代の始まりだった。
冥王星さそり座時代(1984年~1995年)は。
そんな近代という時代の。
冥王星おひつじ座時代(天保の改革は失敗、世界では産業革命の波)に準備をして、
冥王星おうし座時代に、本格的に始まった、ひとつの時代の、ちょうど折り返し地点に当たります。
冥王星が持つ、極端な楕円軌道もあった、
という対比が成り立つほか、
その軌道の長さこそが、影響力の強さの源泉だというなら、
という見方も成り立ちますね。
冥王星さそり座時代は。
冥王星の力がもっとも弱まり、海王星の侵食を受けてしまう時期であり。
冥王星の力が最強だった、冥王星おうし座時代に始まったムーブメントが、折り返し地点を迎える位置でもあります。
近代または現代という言葉で知られる、いまという時代が。
本格的に始まったのは、おうし座時代で、
大きな折り返し地点が、さそり座時代。
どちらも固定サインであることに気づきましょう。
ほかに大きなターニングポイントは、
しし座時代(第二次世界大戦)と、
みずがめ座時代(近未来)―――。
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