第73回 海王星やぎ座時代(冥王星さそり座時代) | 西洋占星術〜どうせ、あの世までは追ってこれまい。〜

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冥王星さそり座時代について考えるとき。

ほかの論者はほとんど手をつけていないテーマではあるものの。

冥王星そのものが持つ、極端な楕円軌道についても、本来話題にするべきなのだ。

 

どういうことかというと。

古い言い方ではあるが、いわゆる、

水金地火木土天海冥

が、

水金地火木土天冥海

に なっていたのが、この時期だからだ。

 

占星術でいうと、公転周期を基準に、軽いほうから、

月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星

という序列が成立しているわけだが。

 

1979年から1999年まで、冥王星の公転軌道は、海王星よりも内側にあったため、まるまるぜんぶがその時期に含まれている冥王星さそり座時代においては、もっとも重い星は、海王星だったことになる。

冥王星さそり座に入るのと、ほとんど同じタイミングで海王星は、やぎ座に入っているので、見方を変えれば、これは、海王星やぎ座時代 と呼ぶべきなのかも。

 

 

 

 

 

 

前回、バブル経済は土地バブルだった、という話を書いたが、バブル経済を意味する星があるとすれば、あきらかに海王星だし、また、やぎ座海王星なら、そのまま「土地バブル」という意味

にも取れる。

ここまで、もっとも重くてもっとも影響力の強い星は冥王星である、という前提のもとに議論を進めてきたのだが。その根拠は公転軌道にあるというのなら、この時期にかぎっていえば、冥王星ではなく海王星が最外郭にあるのだから、これは

海王星やぎ座時代(1984~1998年)と呼ぶべきであり、また、そのような見方をしてみると、実際に起こったできごとも、それにふさわしいものであることが、わかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海王星やぎ座時代(1984~1998年)とは。

冥王星にかわって海王星が、最外郭にあるもっとも重い星として、盟主、君主、創造主として振る舞えるのは、ほんとうにこの時期だけなのだが。

やぎ座にある海王星、ということを裏切らないできごとが、日本でも世界でも実際にたくさん起こっていた。

 

日本においては、すでに説明したとおりバブル経済とその崩壊、ということになるのだが。歴史的に見れば、これは、土地本位制の崩壊/終焉でもある。

戦後、と呼ばれる時代において。

借金をしてでも土地を買えば、儲かる。

という方程式は、たしかに成立していた。

当時は、銀行預金にもじゅうぶんな利息がつく時代だったから、国民の多くは貯金に励んでおり、政府もそれを推奨していた。

しかし、それ以上のペースで物価も上がっていたから、利息ぶんだけ「トクした」と言えるかは主観の問題。

そして。それより何より。

じつは物価よりも金利よりも高いペースで、土地の値段は上昇していたので。

貯金に勤しむ庶民を片目に、そうした事情を知る大企業は、わざと利益を出さずに赤字決算をして。法人税は非課税。配当金も出さずに、かわりに不動産を大量に買っていたのだ。

 

戦後、一貫して土地の値段は上がりつづけていたのだが。

それが、異常なハイペースになったのがバブル経済で、「土地ころがし」は、その末期的症状だ。

 

地価の異常な上昇ぶりに、だれもついていけなくなった末に、バブルが崩壊すると―――。

あれから30年。借金してでも土地を買えば儲かる、などという話は、跡形もなく消え去ったままだ。

 

つまり。

この時期に、根本的に『時代が変わった』のだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぎに世界情勢に目を向けてみると。

冷戦が終わったのは、この時代だ。

冷戦が終焉したことを示す大きなできごとといえば。

①ベルリンの壁崩壊による東西ドイツの統一

②ソビエト連邦の解体

だれしも、このふたつを挙げることと思うが、このふたつのできごとは、どちらも、誰の意志決定にもよらない、奇妙な偶然の連続によって「起こってしまった」のだという。

(※ルーマニアのチャウシェスク大統領夫妻の処刑は、比較的わかりやすい、革命の王道だと言える。)

 

 

 

 

 

 

ベルリンの壁(ただし東ドイツ側)には。

常時、国境警備隊が常駐していて。壁を乗り越えようとする東ドイツ市民を発見し次第、射殺する権限も、彼らには与えられていた。

東ドイツ政府としては、ベルリンの壁を撤去することなど、まったく思いもよらないことだったのだが。

時代の流れには逆らえず、西側諸国に対して完全に『鎖国』していることは不可能になってきた、ある日(1989年11月9日)のこと。

東ドイツ政府の「偉い人」が東ドイツ国民の旅行の自由化を発表しちえる記者会見の席で、

 

「東ドイツ住民は自由に(射殺されずに)ベルリンの壁(の検問所)を通過できる」

 

と述べ、記者団の「いつからですか?」という質問に、

なぜか「今すぐ。」と回答。

この回答は、予定とはまったく異なる、あきらかに誤ったものだったのだが、これを聞いた東ドイツ市民は、ベルリンの壁が撤廃されるのだと狂喜乱舞して、大挙して壁に押し寄せ、よじのぼり、しまいには壁をこわしはじめた。

この様子は、世界中に同時中継されてしまったため、東ドイツ政府のもともとの意向とは関係なく、世界じゅうに

「ベルリンの壁は、本日消滅しました」とのニュースが届き、その日のうちに、ベルリンの壁は、ほんとうに無くなってしまいましたとさ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふつうに考えて。政府の役人が、こんなミス、するものなのだろうか?

官僚機構の中枢にいる正しい手順で仕事をすることに生命を賭けている人間が、このようなありえないミスをする確率って、どのくらい??

 

ソビエト連邦の解体も、同じくらいに奇妙で。

ソ連邦を存続させるべき改革に奔走していたゴルバチョフが、なぜかまかりまちがって、ソビエト連邦の解体/解散を宣言させられてしまうことに、なるのです。

こちらは、さすがに、うっかり発言ではないようですが。

しかし、王族の処刑を伴うロシア革命(による建国)、2000万人ともいわれる、スターリンの大粛清(大虐殺)などから考えると。

流血の大惨事を伴わずに、ソ連という大国が黙ってしずかに消えてゆくことなど、いったい、だれが想像できたでしょうか―――??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地政学や地理的要素を含んだ国際情勢は、すべて、やぎ座の管轄と言ってよく。

また、海王星の意味は、

①混沌、カオス

②謎すぎる意味不明な展開

③(壊すではなく)溶けて消える

などです。

支配者としての海王星やぎ座の面目躍如―――!!

 

 

 

 

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