第62回 冥王星と世代について③ | 西洋占星術〜どうせ、あの世までは追ってこれまい。〜

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冥王星が時代を「支配する」という表現は

少々、極端かもしれないが―――。

 

 

占星術には、たとえば 支配星とか守護星とかの概念があって、これだって、極端といえば、極端だ。

やぎ座の支配星は、土星。

しかし、星座というのは恒星の集合体であり、一介の惑星ごときが、恒星集団を支配できることなど、ありえない。

それでも、土星がやぎ座の支配星であることは、占星術においては常識と言ってもよい基礎知識のひとつであり、それで何の矛盾もない。

 

つまり、惑星である土星が、恒星の集合体であるやぎ座を「支配する」ことは不可能でも、地球上における現実、現実世界への影響という観点から言えば、たしかに、土星は、やぎ座を支配している、というわけだ。

宇宙空間に、土星という惑星がある。あるいは、やぎ座という恒星集団(星座)がある。これらは、天文学的には単なる事実であって、それ以上でも以下でもないのだが―――。

占星術においては、土星とやぎ座には関連があり、土星的なものと、やぎ座的なものは、似ている。

 

同じように、天文学的には、もはや惑星ですらない冥王星(準惑星)は、占星術的には、じつに大きな影響力を有しており。

いま、冥王星は やぎ座にあるので、占星術的には、現在は「冥王星やぎ座時代」であり、この時代に生まれた子供は全員「冥王星やぎ座世代」ということになる。

 

この冥王星時代論、冥王星世代論は、ひとつひとつの時代ぜんぶ、それぞれの世代ぜんぶに深く影響しているので、まるで、冥王星が時代を創り、世界を創っている かのようだ―――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冥王星やぎ座時代は、あと数年で終わり。

2025年あたりからは、冥王星みずがめ座の時代が始まる。

 

冥王星みずがめ座の時代において。

社会的に主導権を握るのは、同じ風のサインの

冥王星てんびん座世代(1971~1984年生まれ)

 

この世代は、すでに述べた理論どおりに、「いま」社会的に不遇をかこっている世代なのだが。

(※てんびん座は、やぎ座に対して90度だから)

それだけでなく、そうなる以前からも、じつは社会的に割を食ってきた、割に合わない境遇に置かれてきた世代だ。

「団塊ジュニア世代」

「就職氷河期世代」

といえば、おわかりだろうか。

 

単純に言って、大学を卒業して企業に就職するいわゆる就職活動/新卒採用のシーンについて考えてみれば、わかる。

バブル入社組は、冥王星おとめ座世代であり、

バブル崩壊後の就職氷河期時代は、みごとに、

冥王星てんびん座世代なのだ。

 

バブル崩壊当時、冥王星はさそり座にあり、

その後の大不況(山一証券や北海道拓殖銀行がつぶれた頃)

には、いて座に移動していた。

つまり、冥王星はまだ、やぎ座には到達しておらず、

まだ スクエアにはなっていなかった時期にもかかわらず、

彼らは じゅうぶん、不遇だった、ということだ。

 

 

 

 

 

 

このような世代論というのは、あくまで一般的な傾向にしか、すぎないのだが。

それにしたって、社会的にいつもわりと恵まれていた冥王星おとめ座世代(バブル入社組!!)の人たちは、みずからが主導権を握る時期になると

―――それがまさしく、現在なのだが―――

コンプライアンス重視などの思想によって、

「現行の社会体制を、ますます強化する」方向へと進むのが、とても興味深い。

個体差による確率的なまぎれの出ない、単なる世代的傾向としてなら、

社会的においしい思いをしてきた、イコール、

いまの社会は、じゅうぶんすばらしい、イコール、

現行の社会体制を、もっと強化しましょう、

というわけだ。

 

 

それに対して―――。

冥王星てんびん座世代は、社会t系にずっと不遇だった世代だ。個人差や個性ではなく世代全体の一般論として見れば、いまの世の中を、彼らは決して快く思ってはいないだろう。

社会的に不遇だった。

イコール、いまの社会は、サイテーだ。

イコール、より良いものへと、改変しましょう―――。

 

 

 

 

 

 

きたるべき冥王星みずがめ座の時代。

生まれてはじめての順境に出逢い、

はじめて主導権を握りはじめた

彼ら:冥王星てんびん座世代は、

はたして、どれほどまで社会を「変えて」しまうのだろうか??

 

 

くしくも、この「みずがめ座の時代」は、

26000年周期、2000年単位での

「みずがめ座の時代」と、リンクする。

 

冥王星:みずがめ座が

みずがめ座(の時代)の意志を遂行し、

旧時代、ひいては、

旧社会を、

跡形もなく、消滅させてしまうのではないか??

 

旧社会において、ずっと不遇をかこってきた

冥王星てんびん座世代は、

そのような役割を任うこと―――。

―――旧時代/旧社会を消滅させること――――

に、何の抵抗も、感じないはずだ―――。

 

 

 

 

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