買うと、次々と飲んでしまうワインの怖さ。
本日は評判の良いこちら、Gruner Veltliner Hoher Rain - Geyerhof

スカラベのブログ

最初に、先日開けたマルセルダイスのアルザスと共通性のある高級感のない華やかさが鼻をくすぐる。
香りは共通のベクトルだが、こちらにはさらに儚さのようなものがある。
次いで、ナッツの香りが複雑さを造り、それが辛口で上手くまとまっている。

野暮ったさもない。
とても旨く、ぐいぐい飲んでしまう。意外と沖縄向きである!!

グリュナー・フェルトリナー が葡萄品種とのこと。聞かない名前なので調べてみると、さすが日本人だけあって丁寧に解説されているHPが一つや二つは必ずある。

ワイン商社 有限会社エイ・ダヴリュー・エイ

こちらのHPに詳しく書かれていたので転載する。
それによると、(以下転載)
グリューナー・フェルトリーナーは、オーストリアで一番重要な品種である。それだけではなく、オーストリアの在来種であ り、オーストリアワインを代表する品種であるとも言えるであろう。オーストリア国外には少ないが、ドイツ、ハンガリー、チェコ、スロヴァキアやクロアチア にも少し栽培されている。しかし気候と土壌の条件が、一番合ってるのはオーストリアである。なかでも、高級グリューナー・フェルトリーナー産出では、特に ヴァッハウやクレムスとランゲンロイスの三角、またはドナウラント地域、ヴァインフィアテルやウィーン周辺が知られている。作付け面積は全体の36%以上 を占める。
その品種の起源については、様々な意見があるが、文書史料によると、18世紀には特にドナウ川から北部地方で栽培され、「グリューナー(緑)・ムスカテッ ラー」という名で呼ばれた。しかしこのネーミングは誤りであり、ムスカテッラー科に属していない。おかしな話ではあるが、オーストリアで栽培されている ローター(赤)・フェルトリーナー、フリューローター(早い・赤)・フェルトリーナー、ロート・ヴァイザー(赤・白)・フェルトリーナーとブラウナー(茶 色)・フェルトリーナーも違う科に属している。第二次世界大戦後、レンツ・モーサーが、彼の名前を付けたブドウの木の育て方を発展させ(現在は全世界ワイ ン生産の2/3がその育て方で造られている)、その育て方はグリューナー・フェルトリーナーに非常に合い、爆発的な大成果を得て、広がってきた。


オーストリアでもっともメジャーな白用の葡萄なんですね。やれやれ、無知を暴露してしまいました。
飲んでいない人には、文字の羅列だが、私の備忘録も兼ねているのでご了承ください。
2日かけて飲み、2日目は香りは飛び気味ですが、へたることも無くおいしく頂けました。

ホームページを眺めていて気がついたのですが、
エイ・ダヴリュー・エイというこちらの会社、オーストリア人男性(写真ではハンサム)が西宮で商いをしているようです。こういうケースは、大抵、日本人のかわいい嫁さんがいらっしゃる、はず。

Gruner Veltliner Hoher Rain - Geyerhof2009

購入価格     多分2,500円くらい
購入店         コートドール(那覇)
インポーター ラシーヌ
格付け A(普通な美味さ、ついつい飲み過ぎる)

文章がめちゃくちゃでしたので、大幅に加筆修正しました。
酒はその人の程度をみる良い物差しですね。(反省)

参考URL
http://awa-inc.com/