
上映時間 115分
製作国 日本 2013年
監督: 荒牧伸志
プロデューサー: 池澤良幸
原作総設定: 松本零士
脚本: 福井晴敏 竹内清
声の出演: 小栗旬 三浦春馬 蒼井優
古田新太 福田彩乃 森川智之 坂本真綾
沢城みゆき 小林清志 大塚周夫
ハーロック兄貴つったら、
多感期のわれわれボンクラ男子達の
永遠の憧れ&男の生き様を
コスモドラグーンの弾丸で
ハートをブチ抜いて頂いた絶対理想像!
たとえフニャラカしたフルCGアニメであろうと、
またスクリーンで兄貴に会いたい!
と思ってしまうのはボンクラ男子のサガ。
あれ?なんか評判イイじゃない?
ジェームズ・キャメロンも大絶賛!と
何ともお袖から黄金色の菓子のチラつく
コメント寄せてるでないの!
ちょっと期待しちゃおうかしらん?!
と鑑賞したんですが、
まあ、キムタコのコスプレヤマトよりは
遥かに「画作り」のツボを押さえてるし、
3Dによるアルカディア号の戦闘シーン等は
「うおおお!」と声が出るほどの迫力のかっこよさ。
こりゃなかなかのクオリティじゃああーりませんか。
フルCGキャラも「アニメに毛が生えたようなもの」と割り切れば
ソコソコ我慢できる。
なんですが、「わが青春のアルカディア」「劇場版999」
直撃世代の私には手放しで喜べないこのモヤモヤ。
主人公ヤマの視点で描かれるストーリーは
ハーロック兄貴の崇高さを際立たせるにはいいんですが、
いかんせんシナリオのブレが気になるのよ。
コロコロ手の平返す主人公に
感情移入出来ないし、
トチローはスティーブン・キングみたいで
何で存在したのか伝わらないし、
何よりハーロック兄貴って、
こんなエヴァQのシンジ君みたいな
ウジウジした男じゃないだろ?
ま、あからさまにウジウジはしてないんですが、
これじゃタダのテロリストになった
「逆襲のシャア」の赤い彗星のオッサンじゃねえか。
テーマも伝わりますし、
「松本零士」的作風ではあるんです。
あるんですけど、
画ヅラ的カッコよさだけでなく、
ハーロック兄貴には問答無用で
「一生、ついていきます!|って言わせるカリスマと
「男のロマン」の象徴としての存在感を
どどどーん!と出して欲しいワケでありますよ!
大体「最高!」とか
「かっこいい!」とか絶賛してるのは
イケメン俳優の声優目当ての
女子ばっかりのご様子で。
それはそれでヒットにつながるなら否定はしませんよ。
でもね、「これが女にわかるかよ!」と
突っぱねるぐらいのむせ返るほどの
「男のロマン」を描いてほしいんですよ!
家に帰って
「我が青春のアルカディア」見直そう、
なんて思わせちゃダメなんですよ!
と感じる私は古い人間ですか?度☆☆★!