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上映時間 113
製作国 日本
監督:佐藤東弥
原作:タツノコプロ
脚本:渡辺雄介
キャラクターデザイン:荒牧伸志
出演:シンケンジャー 空井くん 剛力招来 ジャンボーグの子 変態仮面
初音映莉子 光石研 中村獅童(特別出演) 岸谷五朗



「ニンドスハッカッカ、マー! ヒジリキホッキョッキョ!
 トーベトベトベガッチャマン~、ガ~ッチャマンニマケルナ、
  マケルナガッチャマン、ワ~!

ダメ映画クズ映画、世に数あれど
「愛すべきダメ映画」と「本当にガチでダメ映画」ってのがありまして、
これは「ガチ」も「ガチ」、セメント級のダメさ加減!

数年前も実写化の企画があがり、
三池監督が「今の日本映画じゃ無理」とその企画を蹴って
妥協案?として「ヤッターマン」を撮ったのは有名なオハナシですが、
三池さん、これ観てどー感じるのでしょう?

世界観やスーツのデザイン等、
実写化にさいしてのリアリティラインを上げるアレンジは
「ヨシ」としますよ。

それをちゃんと生かせるシナリオと演出しましょうよ。

そこまでダラダラとセリフで説明しなきゃ観客がわかんないと思ってんの?
今の邦画やアニメにも言えるけど、
ちょっと観客ナメすぎでしょ。

それともホントに今の観客はこうしないと分かんない程、質が低下してるの?!

「別モノ」と見ればイイという考えもありますけど
仮にも「ガッチャマン」なんだから、
誰もこんなお話しを「ガッチャマン」に求めてないんだよ!

ハラハラさせる箇所も履き違えてるし、
タツノコのセルフパロティもあざとすぎて笑えない。

クライマックスがOPタイトル前の冒頭の10分という、
「アクション映画」としても成り立たないダラダラ加減。

ダラダラダラダラダラダラダラダラ。

もう誰が何役とか関係ないですよ。
一生懸命演じてる役者さん達がカワイソウになってきますよ。

編集や試写や制作の段階で誰も「コレ、マズくね?」と思わなかったんですかね?

去年の「貞子3D」でも思ったけど、
中盤ほどで「早く終わんねぇかな」と思うこと必至!!

何だかツマラナすぎて逆に楽しくなってきた!

もう「キャシャーン」「デビルマン」に続く
新たな「伝説」がここに生まれた!!

急げ! 劇場はガラガラだ!
打ち切り前に伝説誕生の瞬間を見逃すな!! 度★!