上映時間 83分
製作国 香港、台湾 1993年
監督：マイケル・マック
製作：チュー・イェンピン
脚本：ジョン・チン
撮影：チェン・ロンシュー
出演：トニー・レオン、ミシェール・ヨー、ジョイ・ウォン、
ドニー・イェン、ジミー・リン
トニー・レオン、ミシェル・ヨー姐さん、ドニー師父、
ショイ・ウォン、ジミー・リン、といった
豪華キャストの武侠片。
ショウブラの「流星胡蝶剣」とのつながりは特に無く、
続編やリメイクといった印象もな～い。
ただチン・シウトン指導による
アクションのアイテム的な所においては、
ショウブラ版を意識しているので、
一応まったく「無視」をしているワケではないようです。
まぁアタシらにとっては最大の見所は
ミシェル姐さんとドニー師父の共演なんですが、
この頃の香港台湾アクションの良くも悪くもの
「イテマエ編集」が威勢がいいと言いますか、
雑と言いますか、
俳優の身体能力の高さに驚くよりも、
その「突発さ」に驚かされる方がデカくてですね、
マンガ魂炸裂なビュンビュンワイヤーアクションに
「スゲェ!」という前に笑ってしまいます。
なので、特に「さすがミシェル姐さん&ドニー師父だぜ!」と
感動する事はないんですよね。
こういう小手先のカット割や操演よりも、
俳優自身の「技」をジックリ観たい私には
ハッキリ言って「苦手」ではありますが、
決してキライではありませんね。
70年代ショウブラの「義」や「任侠」を重んじた作風の方が
好みではありますが、
こういうライトなノリも香港独特のイイ意味での「いい加減さ」が
またたまらん要素であることは事実。
「アイアンモンキー」の完璧さも最高だけど、
「アイアンモンキーグレート」のイイ加減さも好き!
という私ならではの意見ですが、これって八方美人? 度☆☆★!