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原題:I SPIT ON YOUR GRAVE
上映時間:106分
製作国:アメリカ 2010年
監督:スティーヴン・R・モンロー
製作:リサ・ハンセン、ポール・ハーツバーグ
製作総指揮:メイル・ザルチ、アラン・オストロフ
脚本:スチュアート・モース
オリジナル脚本:メイル・ザルチ
出演:セーラ・バトラー、ジェフ・ブランソン、ダニエル・フランゼーゼ、
ロドニー・イーストマン、アンドリュー・ハワード


別にモンロー監督特集ってワケじゃないんですが、
「新トレマーズ」に続いて
同じ制作監督による「悪魔のえじき」のリメイク。

アッシらボンクラには「発情アニマル」のリメイクと言った方が
「燃え」度が高いですよね。

レイプ・リベンジものの火付け役といえる作品を、
この「B級TVM」メンツが手掛るっちゅー事で、
こちらとしましてもあまり期待はしておりませんでしたが、
ひっそりながら日本公開もされてるんで、
「何かあるのか?」と勘繰ってしまう所はあります。

ま、ちょっとオドロイた。
この人、こんな演出も出来るんか!

雰囲気は全然悪くない。

内容はオネエサンがヒドイ事されちゃって
「テメェら、ぶっ殺してあげますわよ」と
10倍返しするオリジナルどおりの正統派路線ですが、
かなり丁寧に作り込んでありまして、
「おや、頑張ってんな!」と好印象。

しかし、アレキサンドル・アジャやイーライ・ロスが
「レッドゾーン超え」のゴア&暴力を披露している御時世にしては、
いまいち「リミッター」が機能している感じは否めない。

ゴアもバイオレンスも結構イイ事(ヒドイ事)してるんですよ。

でも免疫のあるワタスらにしたら、
「まだまだやれるだろ!?」と思ってしまうのね。

まぁ、アジャやロスと比べるのも酷なハナシですけどね。

でもホント、悪くないですよ。
この監督、こんな作品も撮れる「職人気質」な監督だったんですねぇ。度☆☆☆!